科学で美味しいお弁当!

5月3日(水)のデリフラは・・・

本日はゴールデンウィーク第2部突入!
明日から作ってもらいたいお弁当という事で、
「科学で美味しいお弁当」と題して、
「科学する料理研究家」、平松サリーさんをゲストにお迎えしていろいろ科学する料理を教えていただきました!

本日紹介したポイントは
Qお弁当で困るのは、野菜の色がどうしても悪くなること。
 鮮やかな色を保つには、どうすればいいでしょう?

A・野菜の緑色は、クロロフィルという色素によるもの。
この色素は不安定で、酸に触れることによって茶色っぽいフェオフィチンという物質に変わってしまいます。
調味料はたいてい酸性なので、味付けはせずに、別に添えましょう。

Q お弁当にいれるお肉はしっかり火を通したいものですが、
そうなると、食べる時には乾燥してパサパサになりがちです。これを防ぐには、どうすればいいでしょうか。

Aパサパサになるのを防ぐには、砂糖を使うのがおすすめ
砂糖は非常に水分を保ってくれる性質があるため、お肉を保湿してパサパサになるのを防いでくれます。

Q お肉の油か固まってしまっていると、お弁当としてかなりいまいち。これを避けるにはどうすればいいんでしょうか

A豚肉の場合、赤身を使うのがおすすめ。
豚肉の油はちょうど人の体温くらいで溶けるので、
室温では固まってしまいます。そこで、赤身にサラダ油をまぶして使うと、しっとりとしたやわらかさをキープできますよ

そして平松さんの指導のもとスタッフが作った
「鶏肉のママレードソテー」のレシピを公開しちゃいます!

※材料
・鶏もも肉 1枚(300g前後)
・醤油、酒、ママレード 各大さじ2
・サラダ油 大さじ1/2

※作り方(下ごしらえ)
①鶏肉の余分な脂を取り除き、厚い部分には切り込みを入れます。皮目をフォークで3〜4箇所刺すと、皮が縮みません。

②ポリ袋に醤油、酒、ママレードを大さじ2ずつ入れて合わせ、鶏肉を入れて20分から30分なじませます。
1時間から一晩なじませるとなお良いです。


※作り方(調理)
③フライパンにサラダ油を入れて弱めの中火で熱し、
汁気をきった鶏肉を、皮を下にして入れます。
袋にのこったつけダレはとっておきます。


④3分から4分焼いて焼き色がついたら裏返して蓋をし、弱火で6分。


⑤つけダレの入ったポリ袋の底の角を切ってたれをフライパンに搾り出し、火を強めて煮詰め、皮目にもタレをからませてから火を止めます。


⑥切るのは、しばらく休ませてからです。
熱々のうちに切ると肉汁が流出しやすいので休ませましょう。

   
・これで出来上がりです。

作ったスタッフが感じたことは、ママレードを使っているので、強火だと焦げてしまうので、本当に中火か弱火でいいです。じっくりと焼くことで肉汁の出が少ないように感じました。

料理がさほど上手じゃないスタッフの腕でも絶賛だったこのレシピ。皆さんも作ってみてください!
お弁当の献立はこれで決まり!

本日ゲストに来ていただいた平松サリーさんのHPはこちら
https://sallyskitchen.jimdo.com/

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