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【玉川太福】
私と出会ったとき覚えてます?
【春風亭昇々さん】
覚えてないです・・・。
【玉川太福】
覚えてて~(笑)
【春風亭昇々さん】
覚えてます?!
【玉川太福】
バッチリ覚えてる!
渋谷落語の初めて出た時に、同じ新作のくくりの回だったんですよ。
で沖縄料理屋に打ち上げに行って・・・。
【玉川太福】
生まれは?
【春風亭昇々さん】
生まれは相模原で、育ちが千葉県松戸市です。
大学が関西なんですよ。
関西の大学って東京でも受験できて、東京の大学より受験日が早いんで
練習がてらに受けたのが受かって、ほかすべてに落ちたっていう(笑)
【玉川太福】
関西のどこに住んでいたんですか?
【春風亭昇々さん】
西宮です、関西学院大学だったので。
西宮は牧歌的というか、のほほんとしているんですよ。
住みたい街ランキングでは1、2位を争うくらいで、
東京で例えると・・・西荻窪くらい(笑)
【玉川太福】
そこで落語と出会ったんですか?
【春風亭昇々さん】
そうなんですよ。
本当はテニスサークルに入ろうとしたんですけど・・・。
【玉川太福】
全然違うじゃん!(笑)
チャラチャラしてる!大学デビュー感が(笑)
【春風亭昇々さん】
大学ってテニスサークルに入るもんだって思ってたから(笑)
ただ私は引っ込み思案で一歩踏み出せなかったところ、
先輩に「こんど花見があるから来ない?」って誘ってもらって。
【玉川太福】
落研はけっこう栄えているんですか?
【春風亭昇々さん】
関西の落研はけっこう栄えているんですよね。
【玉川太福】
落研に入るまでは落語はまったく聞かずに?
【春風亭昇々さん】
ラジオで聴いてはいましたが、
落語になると「そろそろ眠れるな」っていう感じでした。
ただ落研に落語が好きで入ってくるひとはあまりいなくて、
そういう人は“志願兵”って呼ばれるくらいあまり良いイメージじゃないんですよ。
でも入ったら入ったで、毎日落語をやらされて
『鶴』っていう落語のテープを渡されて「覚えてきて」って言われて
毎日先輩に見せるっていう・・・。
【玉川太福】
辞めようとはならなかった?
【春風亭昇々さん】
先輩が良くしてくれてたんで(笑)
でも大学4年まで落語は全然好きじゃなかったです。
4年のときに友達から古典落語のビデオを渡されて聞いたのがすごく面白くて、
いろいろ漁るようになりましたね。
で、師匠である春風亭昇太のところに行きたいってことで
大学卒業直後に楽屋入りしました。
【玉川太福】
もともと頑なに決意するタイプの人だったんですか?
【春風亭昇々さん】
「こういう風になるんじゃないかな?」って思いこむタイプなんですよ。
大学受験も「どこか1こくらいは受かるだろう」とか
弟子入りも「弟子とってないけど、おれはとってくれるだろう」って(笑)
師匠も「周りが『とれ』って言うからしょうがないけど君をとるよ」って
消極的な理由ですけど(笑)
【玉川太福】
入ってみてどうでした?
【春風亭昇々さん】
思っていたのとは違っていましたね。
ぼくは坊主にして雑巾がけをするみたいなのをイメージしていたんですよ。
でも師匠は「一人が好きだから家には来ないでくれ」って言われて(笑)
それでも1か月くらいは行ったかな?
【玉川太福】
そのあたりは厳しかったですか?
【春風亭昇々さん】
うちの師匠は厳しいんですよ。
愛のある厳しさ。それを弟子たちは感じていましたね。
【玉川太福】
昇々さんがやられているユニット『ソーゾーシー』について教えてください。
【春風亭昇々さん】
創作落語をやるユニットなんですが、
私と太福さん、瀧川鯉八さん、立川吉笑くんの4人でやっています。
ここだけの話、“古典落語が偉い”っていう雰囲気が好きじゃなく、
自分の想いをぶつけていくものがスタンダードだっていう気持ちがあったんですよ。
だから、古典落語が好きというよりは、落語のスタイルが好きなんです。
で、その想いを共有できる仲間が欲しかったという感じですね。
【玉川太福】
10年くらいやっていたときにだったと思うんですが、
ふつふつと湧いていた思いだったんですか?
【春風亭昇々さん】
事あるたびに『新作やるんだったら古典やらないとダメだよ。』って言われて
コップの水があふれた、みたいなかんじですかね?
【玉川太福】
きっかけとしては吉笑さんが最初?
【春風亭昇々さん】
そうですね。楽屋で吉笑くんと話して、やろうと。
で、もちろん二人ではできないということで太福さんに声をかけて。
ユニット名もどうでもよくて、みんながそういう想いでやってくれれば良いと思って。
【玉川太福】
いま2年ぐらいたってどうですか?
【春風亭昇々さん】
2年前と比べてみんな活躍しているから、
いま俺の方が「やらさせてもらっている」って感じ!
でも、自由自在にやりたいので新作・古典の垣根を問わず自由にやりたいんです。
だからなんでもいいんです。
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