7月9日(火)ゲストは、<家族社会学者>の永田夏来さん。生涯未婚時代!浪曲と社会学の繋がり!?

浪曲師・玉川太福がお送りしている火曜ON THE PLANET。



▼音声はコチラ!
https://park.gsj.mobi/voice/show/13147

<家族社会学者>の永田夏来さんをお迎えしました。
現在、兵庫教育大学大学院学校教育研究科の助教授でいらっしゃいます。
著者のお一人として参加した本が『入門 家族社会学』、『ポスト<カワイイ>の文化社会』。
そして、著作にイースト新書から『生涯未婚時代』を出されています。
また、ジェンダー論や、メディア論なども手掛けてらっしゃって、様々なメディアでもご活躍なさっています。

▼家族社会学って?
永田「家族-社会学、なんですよ。なので、社会学っていうのは社会について考える学問ですね。<教育社会学><宗教社会学><都市社会学>とかそういうサブジャンルと呼ばれるものの中で“家族”を中心に社会について考えますっていうのが<家族社会学>ですね。」
太福「なるほど!そういうことなんですね。」

▼『生涯未婚時代』
太福「現在どれくらいなんです…?」
永田「どれくらいだと思います?50歳で結婚していないと生涯未婚でカウントされるって感じですね。女性と男性でだいぶ違います。」
太福「え、わからない。二割くらいかなぁ~~~?」
永田「イイ感じです!唸って下さってありがとうございます(笑)男性は24%です。女性は14.9%です。これが今後ぐいぐいっと上がってくると言われています。」
太福「あっ随分違いますね!その差って結構大きくないですか?」
永田「女性の場合には、男性が再婚する時に選ばれてということで、初婚の人も繰り上げってなるんですけど。男性の場合は初婚でしないとそのままでいくという。」
太福「なるほどねぇ。」
永田「春風亭昇太師匠も結婚されましたけども、あれはレアケースということで(笑)」
太福「しかもお相手が令嬢でっていうねぇ~、この話掘り下げますか?(笑)」

▼2030年には?
永田「2030年には推計としては男性三割くらい、女性二割くらいと言われてまして、ただ私は春風亭昇太師匠のような(50歳を超えての初婚)パターンがこれから増えてくると思っています。つまり、何歳で結婚するのかっていうのがだんだん関係なくなってくるので。そうなると50歳での足切りっていうのが統計的にも意味が無くなってくるかしらという事になりつつありますね。」
太福「なるほど。その流れっていうのはいつ頃から増えているんですか?」
永田「それってすごく良い質問でして。1970年代って女性をクリスマスケーキって言われてたのご存知ですか?」
太福「全然知らないです。」
永田「クリスマスって25日まではケーキが売れるじゃないですか。女性は23、24、25歳くらいで結婚できなければもう終わり~って。」
太福「……すごい、今だったら超問題になる例えですね!?」
永田「そうなんですよ!でも当時は実際にそれくらいで結婚する女性が多かったんですね。統計でみても年齢で決まるって考えられてた。でもそれが通じなくなったように、段々意味が無くなってきますよっていう流れなんですね。」

▼今の時代の<家族>
永田「親の人生と子供の人生のギャップがすごく大きくなってきている。それが今の時代の面白いところかなと。」
太福「それは親が生きてきた道で、子供が生きていけなくなってる。それを選択しているんじゃなくて、社会が違っているっていう?」
永田「そうなんですよ。私は良い事だと思ってます!ただしそれがお互いに違う価値観で暮らしてるんだなっていう事が分かっていないと、お互いに相手を責めてしまったりする…。」
太福「お前はいつまでも結婚しないで、とか。家族って近いから遠慮がないし、お互いを思ってるって言っても、当人にしたら強いストレスになったりする場合もありますよね。それを埋める手段ってありますか?」
永田「浪曲とか?」
太福「浪曲!?」
永田「太福さんの『地べたの二人』なんですけど……。」

さあ、その後どんな話が繰り広げられたのか。是非音声でチェックしてみて下さい!


▼参加イベント
<FUJI ROCK FESTIVAL '19>
7月27日(土)お昼12時過ぎ~
アトミック・カフェ トーク【津田大介さん・宮台真司さん・永田夏来さん】
*トークテーマは「自主規制」。
問題を起こした人物が関係しているから「作品」を葬むるという日本独特の慣習について「表現とは何か?」「作品とは何か?」という問題を含めて。
*電気グルーヴ作品回収への反対署名の発起人としてご登壇!