防災士の古賀涼子さん監修のもと、
いざという時に役立つ防災情報をクイズにして、一日一問出題します。
防災に関する正しい知識を、一緒に学んでいきましょう!
【知っててよかった防災クイズ】
大地震発生!
次の3つのうち、やってはいけないことは?
A:避難口の確保としてドアや窓を開ける。
B:すぐにガスコンロの火を消す。
C:机の下に隠れる。
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正解は「B:すぐにガスコンロの火を消す。」
▼「ぐらっときたら火の始末」と教わった人が多いかもしれませんが…
最近のガスコンロは、揺れを感じたら自動で火を消す機能が付いています。
また、各家庭にあるマイコンメーター(コンピュータ内蔵のガスメーター)も震度5程度以上の揺れを感知するとガスを止めてくれます。
ですので、火の始末は揺れがおさまってから、慌てずに。
特に、高温の油や熱湯を使用しているときに揺れを感じたら、すぐにその場から離れた上で頭を守るなど、まずは身の安全を確保しましょう!
なお、コンロのそばにあるテーブルは、下に潜ったときに油や熱湯を浴びる可能性があるので、注意が必要です。
▼キッチンの大地震対策のポイントは食器棚!
大きな地震が発生したときに危険なのが、食器棚。
倒れるだけでなく、中から食器が飛び出してきます。
一番大切なのは、突っ張り棒などできちんと固定すること。
その上で、重い食器は棚の下に、軽い食器は上に収納すると良いそうです。
扉が観音開きのタイプは、取手をひもで縛るか耐震ロック(耐震ラッチ)をつけて、地震の際にも開かないようにしておくと安心です。
ガラス扉の場合は、ガラス飛散防止フィルムを貼っておくことをお勧め。
▼ちなみに、キッチンには防災グッズとして役立つ道具があるんです!
その道具は、食品用ラップ!
食品用ラップは、災害が起こったときに非常に便利だそうです。
・包帯の代わりにして怪我を保護したり、止血にも使える!
・三角巾のように腕を固定するときにも使える。
・骨折が疑われる場合は、ラップを長めに引き出して芯を添え木代わりにきつく巻くだけで固定できる。
・お皿にラップを敷いて料理を盛り付けると、食器が汚れず洗う手間が省け、災害時の節水にもなります。
・そして、新聞紙を体に巻いた上にラップで巻くと保温効果が抜群!
・丸めて水と石鹸や洗剤を含ませると、食器を洗えるスポンジにもなる!
食品用ラップには、こんなにたくさんの用途があるんですね。
みなさんも防災カバンにラップをひとつ追加しておくのもいいかもしれませんよ!
↓役立つ情報が満載です!
警視庁警備部災害対策課 Twitter
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