【Today’s PLANET】
今日は東日本大震災からちょうど10年ということで、震災当時岩手県奥州市で被災し、本人も大変な中、沿岸部はもっと大変だといち早く沿岸部の被災地で災害FMの立ち上げを手伝った経験を持ち、現在は岩手県一関市のコミュニティFM FMあすもの放送局長をされている塩竃一常さんにお話を伺いました。
10年前、塩竃さんが沿岸部に駆けつけた時、思い出の砂浜や海辺の町がすっかり姿を変えてしまったのを目撃し衝撃を受けたそうです。
災害FMを立ち上げた時、陸前高田市と大船渡市に災害FMの解説を持ちかけ、大船渡市に災害FMが設置されたそうです。炊き出しの情報や、その地域の役立つ情報などを発信したそうです。
災害FMは地元の情報を地域の人によって伝えられていたそうで、塩竃さんはその硬いtが一番大切で安心感を与えるのではと思い、地元の方に喋ってもらうことにこだわったそうです。
塩竃さんが放送局長を務めるFMあすもでは、東日本大震災から10年を迎える今日、特別番組を放送したそうです。被災した人たちからのメッセージを募集したり、人と人との繋がりをテーマに、それを大切にした放送を行なったそうです。コロナの最中、買い占めが起こったり誹謗中傷などがあったりしますが、そんな中だからこそ人と人との繋がりの大切さを思い出して欲しいとの気持ちがあったそうです。
【シェリーめぐみ from NY】
今日も、シェリーめぐみさんにお話を伺いました。
アメリカのミレニアル世代がチェックしている未来が見えるポップなニュースで世界の今をキャッチアップ!
3.11から10年。
アメリカではWHOがパンデミック宣言をしてからまる1年となり、そのニュースの陰に隠れて3.11のニュースはあまり目立っていないそうです。
しかし、今朝のニューヨークタイムス1面には人々が戻ることができない福島の町の写真が掲載され、その他の報道でも福島が放射能の影響だけでなく風評被害などに苦しんできたこと、他にも人が戻らない町や村、そして復興だけでなく人々のメンタルももっとケアしなければならないことが伝えられました。
アメリカは震災直後、まるで国内の災害であるかのようにサポートしてきました。また、アメリカに住む日本人や日系人も街頭で募金活動を続けてきました。
毎年日本のテレビや新聞でも「NYでも追悼式」と報道されているのでご存知の方も多いかもしれませんが、今年で10回目を迎えるNYでの追悼式。その10数人の創立メンバーにシェリーさんも入っているんだそうです。
被災した人たちの「忘れられるのが一番悲しい」という言葉をヒントに、「NYは決して忘れない」というメッセージを発信しよう、被災地のために祈ろうということで追悼式を開催することになったそうです。
主催代表でシンガーソングライターのAKさんらがそれぞれのネットワークを駆使して奔走し、運営費もゼロの中で、共感してくださった個人や企業のサポートを得て開催することができたそうです。
今日、改めて亡くなられた方とご家族の皆さんに心からの祈りを捧げたいと思います。
今年の追悼式の映像はYouTubeで見ることができるそうです。
十年間のダイジェスト版になっているそうなので、ぜひチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=V-uEPU1Asbk&t=124s
シェリーめぐみさんのサイト“MEGUmedia-New York”はこちら!
https://megumedia.com/