タイトル:「作者わたなべ・けんたろうの世界」
わたなべ・けんたろう
1980年生まれ、高崎市在住
2016年「渡部顕太郎個展」 ギャラリー本町(群馬県高崎市)
2019年「企画展 『内と外の自然』」出品 ルオムの森(北軽井沢)
「アジア・ネットワーク・ビヨンド・デザインANBD2019京都展」出品
京都造形芸術大学
2020年「Viewing2020@もうひとつの美術館」展 (栃木県那須郡那珂川)
「第6回 Art to You ! 東北障がい者芸術公募展」入選
けんたろうさんの絵のモチーフは戦いやネコ、人間等だ。
彼の絵の特徴は模様や色の緻密さだろう。鳥山明のマンガに影響を受けているらしく、戦いがテーマの絵は少年漫画や冒険ものゲームの雰囲気がある。そこに強烈な色や細い線が書き込まれ、迫力が生まれる。油性ペンを使うときはムラなく塗ることを意識しているそうだが、色や模様が視界に迫ってきて目がくらくらする。逆に色鉛筆で描くときは強く塗りこまず、フワフワと優しく重ねてふんわりとした雰囲気で、色鉛筆でこんな質感が生まれるのが意外な印象だ。
■工房あかね
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