TOKYO FMの新音声サービス「AuDee(オーディー)」にて配信中の番組「山田玲司とバグラビッツ」。漫画家・山田玲司と俳優・伊澤恵美子が、カルチャーやニュースをもとに“恋愛”を分析していくトーク番組です。5月16日(日)の配信では、前回に引き続き「エロい気持ちになる歌」について分析しました。
(左から)伊澤恵美子、山田玲司
前回に引き続き「エロい気持ちになる歌選手権」をテーマにお届け。歌詞・歌い方・声などから“エロい気持ちになる歌”を紹介します。
◆伊澤が“エロい気持ち”になる歌:「残ってる」(吉澤嘉代子)
伊澤:悲しい朝帰りをしたときの歌なんですけど、“こんな歌詞を書けるんだ”っていうすごさがあって。「まだ あなたが残ってる からだの奥に残ってる」という歌詞があるんですけど……切ない!(私も)1人で帰る朝が多いので、いろんなことを思い出しちゃった(笑)。
山田:(笑)。吉澤さん自身は、ふわっとした人で、あまりガツガツはしていないんですよね。なので、取材をするスタイルで曲を作ることが多いと聞いたことがあります。「残ってる」も友達の話だそうで、そこから浮かび上がったイメージを曲にしたことで、逆に赤裸々になっていますよね。
◆東京の人間は恐ろしくてできない
――また、リスナーから寄せられた“エロい気持ちになる歌”では、モーニング娘。の「モーニングコーヒー」が選曲されました。
<リスナーからのメッセージ>
「彼氏からモーニングコーヒーを誘われてうなずくところが、ピュアでエロいです。ポイントは、行為後のモーニングコーヒーを彼のほうから提案しているところです。女の子を大事にしているなと感じました」
伊澤:私はモーニング娘。が大好きすぎて、この曲は歌詞を見ないで歌えます! ぜひ、この歌の素晴らしさを玲司先生にも知ってほしいです(笑)。っていうか、つんく♂さんの書く歌詞はヤバいんですよ!
――伊澤は、つんく♂の歌詞を「エロいというよりは、若い頃のドキドキした“はじめて”を歌詞にしている」と分析します。
山田:なるほどね。つんく♂さんって、大阪から上京してきた人なんです。「モーニングコーヒー」の「モーニングコーヒー飲もうよ」っていう歌詞は、たとえば、東京にいる人間だったら絶対に言わないような“ベタなセリフ”なんですよ。大阪にいるからこそ「原宿でキス」って言えるような。
伊澤:すごくわかります!
山田:だから、“つんく♂スタイル”っていうのは、東京では禁じ手になっている“ベタの力”を使っているんです。大阪はベタが強いじゃないですか、そんな“ベタ最強”の哲学を持って、80年代頃にディスコで流行っていた音楽を丸パクリして平気で出してくる。関西の人だから照れないんですよ。
伊澤:ハハハ(笑)。
山田:東京の人間は“そんなことは恐ろしくてできない”って思うんだけど、そうやって難しく考えているのがバカバカしくなるくらい革命的だった。つまり、つんく♂さんは大阪のいいところを全部武器にして、東京をぶっ壊した人。その人が生み出したのがモーニング娘。です。
5月23日分、5月30日分の「山田玲司とバグラビッツ」では、今年、シーズン3の配信も予定されているNetflixの「ドラマセックス・エデュケーション」をピックアップ。「セックスは教育できるのか」を考察していきます!
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<番組概要>
番組名:山田玲司とバグラビッツ
配信日時:日曜22:00配信
パーソナリティ:山田玲司、伊澤恵美子
番組Webサイト:
https://audee.jp/program/show/100000214