書評家・倉本さおりさん

3時台:ゲスト

暑いと内容って入ってこないじゃないですか~
漫画も大好きなんです~と出だしで
「書評家」という肩書からは想像できない親近感の倉本さん!

3歳から少年ジャンプを読み続けているそうで…
初めて読んだ漫画は「北斗の拳」!!!

毎日新聞文芸時評「私のおすすめ」、『小説トリッパー』クロスレビュー担当のほか、
文藝「はばたけ! くらもと偏愛編集室」、
週刊新潮「ベストセラー街道をゆく!」連載中。
共著に『世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今』があります。

今回は倉本さおりさんにこの秋のおすすめの本を紹介してもらいました!

倉本さんのこの秋おススメの本

●アンソロジー『私のおばあちゃんへ』(書肆侃侃房)

最近韓国文学が売れていてその中でも人気がある作家さんが
おばあちゃんをテーマに1作ずつ書いた作品。
「年老いた女になるつもりはなかった」という帯にもぐっと惹かれるものがありますね。
おばあちゃんにだって少女だった時代があるんだよ…!

●柚木麻子『マジカルグランマ』(朝日新聞出版)

直木賞の候補にもなった小説。
もともと女優だった75歳の女性。
若いころに監督と結婚し主婦として生活していたが
熟年家庭内別居状態に。
再就職活動のためにシニア俳優として活躍していく
パワフルな女性の姿が描かれているそうです。

●村井理子『全員悪人』(CCCメディアハウス)

語り手は80代のおばあさん。エッセイです。
このおばあさんは、もともとお花の先生で
家事も完璧にこなしてきた自負があるんですが
しかし彼女は認知症。
彼女の目から見たら、自分はなにも間違った事をしていない、
家族がおかしなことを言ってるとしか思えないんです。
認知症だって言われてるのも
デイサービスに行くのも解せない。
おばあさんから見たら全員悪人なんです。

●おざわゆき『傘寿まりこ』(KCコミックス)

2016年から連載されており、今年完結した全15巻。
息子夫婦、孫夫婦と暮らしている80歳のおばあさん
「まりこさん」が主人公。
ある日みんなにちょっと疎んじられていることに気づき
80歳にして家出…!
しかもネカフェ!!!
外に出ることで家族以外のつながりを知っていく。
50代~70代の方が夢中になって読んでいるとの事ですよ。


今後の予定

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https://twitter.com/kuramotosaori