現在の英語の入試問題について
「入試があるから英語教育は変わらない」という意見があります。
まず大学入試ですが、2年前から大学入学共通テストというものが行われています。
かなり以前は共通一次、その後、センター入試といわれていた試験です
昔は定番であった文法問題、
例えば「次のかっこにあてはまる単語を選択肢から選びなさい」とか、
「単語を並べ替えて、2番目と4番目に来る記号を答えなさい」というような、
文法の知識だけで答えられるような問題は1問もありません。
実際に英語を聞いたり読んだりする中でこうした知識を活用できるかを問う問題。
つまり、聞いて意味が分かるか、読んで意味が分かるかという問題になっています。