以前にビンテージカンパのお便りをさせて頂いた、とうに還暦を過ぎた熟年ライダーです。今年は乗鞍にも行き、まだまだ自力で坂バカに挑むつもりでいました。しかし、試乗会でEバイクという機材ドーピングを味わってしまいました。最近はクロスバイクタイプではなく、ロードバイクのそれもグラベルロードのEバイクも増えてきました。ご承知の通りEバイクは時速25キロを超えるとただの重い自転車になってしまいますが、それは25キロ以上で走れる舗装路の場合であって、路面が荒れたグラベルの場合や、舗装路でも登りの峠だったら25キロを超える事はまずありません。そういうケースで使う事を前提にすると、一度味わった禁断の蜜の味が忘れられなくなりました。そして遂に欲望に打ち勝つ事が出来ず、Eバイクを注文してしまいました。納車は春頃なので来年のシーズンに間に合いそうです。たとえ仲間から機材ドーピングだと罵られても、峠に行く時はグラベルロードのEバイクで楽しみたいと思います。Eバイクを使えば、まだあと10年は坂バカを楽しめそうな気がします。

昨日番組宛にメールしたのですが、あーでーさんに諭されて、同じ内容のコメントですがトークルームへ写真付きで再送信させてもらいます。
毎週、楽しみにしながら拝聴しております。私は、40年のブランクを超えて、数年前に自転車マニアに返り咲いた熟年ライダーです。先日、カンパのコバルトブレーキの話をされていたので、思わず投稿したくなりました。野島さんが酒の肴に出来ると言われていた70年代/80年代のカンパの部品は、私が若いころの憧れの部品でした。いつかはフルカンパと思いながらも、いつしか自転車から遠ざかっていました。数年前にサイクリングを再開して驚いたのは、最新機材のすばらしさでした。何しろエンジンは60年物ですから、この非力なエンジンをいかにして効率よく使って、坂を登るか？日ごろから熱心に研究しています。そうすると、大人買いに走ってしまい、フレームは勿論ですがホイールもハンドルもすべてカーボン製で、シフトは電動という最新機材になってしまいました。そうして、機材についてはこれ以上のモノは無いところまで追い込んで、後は自分の責任だと納得しながら「坂バカ」ライフを楽しんでいます。なので普段のバイクは最新機材なのですが、やっぱりビンテージカンパが放つ、あのアルミの輝きは忘れられませんでした。そうこうしているとご縁があって、70年代後半のフルカンパをトーエイの特殊工作てんこ盛りのコロンバスフレームに組んだ、ミントコンディションのスポルティーフが私のところに転がり込んできました。日常使いに乗れますが、やはり楽なバイクではないので、どちらかといえば観賞用のバイクとなり、これを眺めて呑むお酒は最高です。野島さんもきっと、同じ病に犯されてしまっているのだと知り、思わず筆をとった次第です。これから寒くなりますが、今年の冬はスマートトレーナーを購入してZwiftを始めたので、冬の間もバーチャルサイクリングを楽しむつもりです。たとえエンジンが非力でも、何とか坂を登るだけの体力は温存出来る様に頑張ろうと思っています。これからも、バラエティーに富んだ話題で、番組を盛り上げてくださいませ。