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関東大震災から100年、歴史に学ぶ防災の心構えとは?現代を代表する賢者対談

お盆を襲った台風が日本列島を去り、最高気温が36度に迫った2023819

東京の半蔵門に、ふたりの紳士がやってきました。鎌倉から養老孟司さん、京都からは磯田道史さん。

養老さんはyoutubeや著書の中で将来予測される大地震に触れ、日本の未来に警鐘を鳴らしています。

磯田さんは全国の古文書を読み解きながら、災害の歴史を研究することで防災・減災に役立てようとしています。

関東大震災から100年となる2023年

いのちの形を探す解剖学者、過去から現在と未来をみつめる歴史学者

二人には今何が見え、何が聞こえているのでしょうか。
スタジオと皇居前の堀端での二人の会話に耳を傾けましょう。

Contents
南海トラフ地震は周期的に起こっている
天災は忘れたころにやってくる
日本人の無常観と鴨長明「方丈記」
先人から学ぶ防災

東日本大震災のあと浜松に移り住み、津波の研究を始めた
「防災」について普段から具体的に考えることが大事

  • 国家が危機に対応した例~津波から生き延びる知恵~津波てんでんこ
  • 地名に残る災害の歴史
  • 復興後の社会
  • 語り継ぐこと、伝えること

Profile
養老孟司(ようろうたけし)

1937年生まれ。大の虫好きで知られる解剖学者。今年は暑すぎて虫もあまり捕れなかった。

鎌倉在住。著書に「バカの壁」「ほんとうの復興」

磯田道史(いそだみちふみ)
1970年生まれ。子供のときから歴史が大好きで大学に入ったのは図書館の本を読むため。
京都在住の歴史学者。著書に「武士の家計簿」「天災から日本史を読みなおす」

ナレーション:奥宮みさと