シンガーソングライターで俳優の福山雅治がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「福のラジオ」。６月17日（土）の放送は、「福のラジオ」meets日曜劇場「ラストマン－全盲の捜査官－」、怒涛の３週連続ゲストスペシャル！　

第２回目となる今回は、福山さん演じるFBI捜査官・皆実広見の頼りになるバディ・護道心太朗役を演じた大泉洋さんが登場しました！　２人の止まらないトークをどうぞ！

（左から）福山雅治、大泉洋さん

徳島県阿南市にお住まいの、美園さん（44歳・パート）からの質問。

「今回、大泉さんが演じた護道心太朗という役は、“殺人犯の息子”という背景を背負った難しい設定の役だったと思いますが、どうやってご自身の中に護道さんの役を落とし込んでいかれましたか？」

福山：殺人犯の息子という役は今までもあったんですか？

大泉：いやないですよ。

福山：役に臨むにあたっては、だいたい50%くらいの感じで現場に入っていくんですか？

大泉：そうですね。私は特に（役作りを）固めきらない人ですね。結局やってみなきゃわかんないよねっていうところがあるじゃないですか。もちろん準備して自分なりに想像はしていくんですけど、そこから髪の毛を作って、衣装を着て、現場に入って、他のキャストの方たちと絡んで、それで初めて出来ていくじゃないですか。

福山：変わりますからね。

大泉：全然変わりますよね。だから最後は他力本願じゃないけど、そこを楽しみにしているっていうのはありますよね。自分でその役を想像しながら現場に行って、そこで匂い立ってくるものを大事にしたいですね。

今回の護道心太朗なんて、だんだん見えてくる真実っていうのがあるわけじゃないですか。最初のうちは何も知らないから、それが見えてきて自分がどう思うんだろうっていうのは正直想像がつかないというか。だからクライマックスなんかはスタジオに入って見えるものがいっぱいありましたね。

福山：あー。クライマックスのシーンね。（台本は）ものすごいページ数でしたよね（笑）。

大泉：すごかったですね（笑）。あれ、あのシーンだけで50ページ以上はあったんじゃないですか（笑）。

福山：舞台かよ！ っていうね（笑）。

大泉：そうそう。皆実さんずっと喋っているから（笑）。だからあそこで初めて感じる気持ちっていうのがあるんですよね。みんなで芝居をしていくうちに見えてきたものもありましたし。正直、台本にはないセリフとかも出ましたよね、あのシーンは。

福山：最後なんかはそうですよね。

大泉：だからまあ、そのときに自分がどう思うのかなっていうのがね。やっぱりドラマや映画の場合は、舞台と違って稽古があるわけじゃないので。

そして、兵庫県西宮市にお住まいのキングマムさん（19歳・専門学校生）は、「洋ちゃんの今のシーンはカッコよかったな、福山さんの今のシーンはカッコよかったなってお互いに思ったシーンはありましたか？」という質問をいただきました。

福山：護道さんのカッコよかったところはいっぱいありますよ。そうだなー、どこかなー。

大泉：あの、先生いいですか？　もう自分が自分でカッコいいって思うところを言ってもいいですか？

福山：どうぞ（笑）。

大泉：５話です。インフルエンサーの殺人事件の回です。最後に犯人を追い詰めるシーンで、そのとき皆実さんはいないんですよ。護道さんと佐久良さん（役：吉田羊）の2人なんです。で、壮大なあの曲がかかって一番盛り上がるところで、クイーっと水を飲んで一言言うシーンがあるんですよ。

そこで護道さんが、「人殺しの気持ちなんてわかりたくもねぇよ」って言うんですけど、そこがね、いい。私もう、娘とオンエアを観ながら「カッコいいなー、おい！」って叫びましたもん（笑）。で、その回を観終わった後に、「もう1回観よっか」って言って観ていたら、娘がドン引きしてました（笑）。

福山：僕は第１話を20回くらい観てますよ。

大泉：あはははは！

福山：登場シーンとかアクション・シーンとか。

大泉：でも先生、あなたのカッコいいシーンは今までもいっぱいあったんだから、そんなに観る必要ないでしょ（笑）。

福山：それで言うと、１話で渋谷英輔（役：宮沢氷魚さん）に路上でボコボコにされるシーンがあるんですよ。

大泉：ありましたありました。

福山：あのときに僕がボコボコにされているのを見て、洋ちゃんがニコニコしながら近づいて来て言ったんです。「（大泉さんのマネをしながら）いや先生、あんまりやられるシーンってないですよね？　やる方が多いですよね？」って（笑）。

大泉：だって、地面に這いつくばっている先生なんてあんまり見ないもん（笑）。

福山：「いや〜見たことがないですねぇ。僕はどっちかって言うと、いつもこうやって蹴られたりするシーンが多いんですけど」って（笑）。

大泉：そうそう（笑）。護道さんになってもやっぱりやられてましたから。

さて、日曜劇場「ラストマン―全盲の捜査官―」はいよいよクライマックスに突入していきます。

福山：９話、10話はすごいことになりましたね。

大泉：いやあ、もう大変だ。９話を観ちゃったら、皆さん10話までの1週間をどうやって過ごすんだろう？ って心配になりますよ。

福山：怒涛の展開です。

大泉：おそらく９話と10話の間は、皆さんがこれまでの人生で経験したことのない一番長い1週間を過ごすんじゃないかな。まだ火曜日か！ と（笑）。

福山：はははは。お楽しみください！

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さて、次週６月24日（土）の「福のラジオ」は、怒涛の３週ゲストスペシャルの第3回をお届け。護道泉を演じる永瀬廉さん（King & Prince）と吾妻ゆうきを演じる今田美桜さんが登場！ お楽しみに！

＜番組概要＞
番組名：福山雅治 福のラジオ
放送日時：毎週土曜14：00～14：55
パーソナリティ：福山雅治
番組Webサイト： https://www.tfm.co.jp/fukunoradio/