アメリカを代表するミステリー作家、パトリシア・ハイスミスの謎に包まれた素顔を
彼女が残した日記から紐解いていくドキュメンタリー
監督・脚本:エヴァ・ヴィティヤ
<ストーリー>
ハイスミスは1921年アメリカ・テキサス州生まれ、ニューヨーク育ち。
欧米ではアガサ・クリスティーと並ぶ人気を誇るサスペンス・ミステリー作家です。
アルフレッド・ヒッチコックの『見知らぬ乗客』、ルネ・クレマンの『太陽がいっぱい』
トッド・ヘインズの『キャロル』など、名作映画の原作者としても知られ多くの小説を残してきました。
中でも偽名で執筆した『キャロル』は自伝的小説であり、
1950年代のアメリカで幸せな結末を迎える史上初のレズビアン小説。
この作品では、ヴェールに包まれたハイスミスの人生を、彼女が残した日記や
貴重な本人映像のほか、元恋人、家族によるインタビューを織り交ぜながらその素顔に迫っています。