東大寺コンサート 狂言&音楽 第二夜 ~日本から世界に向けて~ 「MANSAI ボレロ」

かつてシルクロードの東の起点でもあった奈良・東大寺から、全世界に向けて、日本の伝統芸能である狂言、西洋の音楽オーケストラ、そしてアジア大陸の風を感じさせる二胡による競演を発信。今回は4月11日(日)に行われた第二夜「MANSAI ボレロ」の模様をお送りします。

「MANSAI ボレロ」

野村萬斎が2011年に初演、以降各所で好評を博している作品。
ラヴェルの舞踊音楽「ボレロ」と、『三番叟』を軸とする狂言の発想と技法とが結晶し生まれた珠玉の独舞です。
ボレロの調べにのって、死と再生、うつろう一日や一年の四季、一生を凝縮して表現します。コロナ禍の閉塞感から次なる時代のステージへの飛翔という願いを込めて、今回勤めます。

舞 踊:野村 萬斎
振 付:野村 萬斎
音 楽:ラヴェル「ボレロ」
指 揮:西山 勝
管弦楽:シンフォニック・オーケストラ