『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』第258回

気になるアーティストを50音順に、坂崎幸之助が独断と偏見で紹介している≪坂番洋楽データファイル≫(略してSYDF) 今回は「モ」の付くアーティストの3回目は「モンキーズ・スペシャル」です♪

THE ALFEE公式サイトでもお知らせされておりますが「坂崎さんの番組」という番組のパーソナリティである
坂崎幸之助さんは新型コロナウイルス感染症の陽性が確認され現在療養中ですが、
この「坂崎さんの番組」という番組 は坂崎さんの感染前に収録をしておりましたので
通常通りの放送でお送りしました。何卒ご了承ください。
また、LIVEなどの情報はTHE ALFEE公式サイトをご確認ください。よろしくお願いいたします。
「坂崎さんの番組」という番組 スタッフ一同
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坂崎幸之助 ギター
  ↑↑Collingsはメッチャいい音&いい匂いがします。

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■【THE ALFEE】からの大切なお知らせ■
★THE ALFEE 2022 Autumn Tour Genesis of New World 秋の天地創造
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ツアースケジュールなどの詳細は
THE ALFEE オフィシャルホームページ http://www.alfee.comでご確認ください。
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『モンキーズ(The Monkees)』
★1964年、イギリスを皮切りに全世界で吹き荒れた“ビートルズ旋風”。これを目の当たりにしたアメリカ・・・
コロムビア映画のテレビ部門が「ビートルズに対抗するアイドルグループを作ろう」と計画。
1965年、オーディションで約400名の若者の中からデイビー・ジョーンズ、ミッキー・ドレンツ、
マイク・ネスミス、ピーター・トークの4人を【モンキーズ】として選出。
そして【モンキーズ】のデビューシングルは、1966年に見事 全米1位に輝きました。
  ♪恋の終列車(Last Train To Clarksville)
   *作ったのはモンキーズの座付き作家チーム「トミー・ボイス&ボビー・ハート」。
   *リードボーカルはミッキー・ドレンツ。

★ちなみに【モンキーズ】のオーディションには、シンガーソングライターで俳優の“ポール・ウィリアムズ”をはじめ、
【CSN&Y】の“スティーブン・スティルス”、【スリー・ドッグ・ナイト】の“ダニー・ハットン”、
【ラヴィン・スプーンフル】の“ジョン・セバスチャン”なども参加していたそうです。

デビューの1ヶ月後(1966年9月)にスタートしたのが【モンキーズ】をスーパーアイドルにする計画の1つでもあった
“全編がプロモーションビデオのような”TV番組『ザ・モンキーズ・ショー』!
  ♪モンキーズのテーマ((Theme From)The Monkees)
   *『ザ・モンキーズ・ショー』のテーマソング。
   *作詞・作曲/トミー・ボイス&ボビー・ハート。リードボーカルはミッキー・ドレンツ。

★そして翌月10月発売の1stアルバム『恋の終列車(The Monkees)』は13週連続で全米1位を獲得!
売り上げ枚数も500万枚を突破し、TV番組も高視聴率を獲得。
年末にリリースされた2ndシングルも全米ナンバーワンに輝いています。
  ♪アイム・ア・ビリーヴァー(I'm A Believer)
   *作詞・作曲/ニール・ダイアモンド。リードボーカルはミッキー・ドレンツ。

★翌年の1967年には何と3枚ものアルバム『アイム・ア・ビリーヴァー(More Of The Monkees)』
『ヘッドクォーターズ(Headquarters)』『スターコレクター(Pisces,Aquarius,Capricorn & Jones Ltd)』を発表。
この3枚すべてが全米アルバムチャート1位を獲得!
  ♪プレザント・バレー・サンデイ(Pleasant Valley Sunday)
   *1967年にリリースされた6枚目のシングル曲。全米3位を記録。
   *作詞・作曲/ジェリー・ゴフィン&キャロル・キング。リードボーカルはミッキー・ドレンツ。

★1967年4月からカナダ・全米ツアーをスタートさせていた【モンキーズ】。
メンバーはこの合間にレコーディング&TV番組の撮影と、まさに殺人的なスケジュールをこなしています。
そんな中リリースされた7枚目のシングル曲は、全米シングルチャートで4週連続の1位を記録しました!
  ♪デイドリーム・ビリーヴァー(Daydream Believer)
   *作詞・作曲/キングストン・トリオのジョン・スチュワート。リードボーカルはデイビー・ジョーンズ。
   *この曲はのちの1980年代に日本ではTVコマーシャルに使われたり
    『ザ・モンキーズ・ショー』再放送などの影響で日本でも再ヒット、再リリースされています。

★1968年3月になると、テレビシリーズ『ザ・モンキーズ・ショー』が終了。
その直後に発表された5枚目のアルバム『小鳥と蜂とモンキーズ(The Birds,The Bees and  The Monkees)』は、
全米アルバムチャートで最高3位となり、4作連続続いていた全米アルバムチャート1位を逃します。
さらに同年の秋、オーストラリア、ジャパン・ツアーを敢行するものの、帰国後にピーター・トークが脱退。
その後、デイビー・ジョーンズ、ミッキー・ドレンツ、マイク・ネスミスの3人で活動を行ないますが、
翌1969年発表のアルバム『インスタント・リプレイ(Instant Replay)』が全米チャート32位。
続く『プレゼント(Present)』は最高100位・・・・。
セールス的にも不発に終わったこともあって、音楽志向が高かったマイク・ネスミスがソロ活動のためにグループを脱退。
デイビー・ジョーンズとミッキー・ドレンツの2人となった【モンキーズ】は、
1970年にアルバム『チェンジズ(Changes)』を発表、しかしチャート圏外・・・
そして【モンキーズ】は解散となりました。

今回の「モンキーズ・スペシャル」最後は日本でも大ヒットした曲を・・・。
日本では「デイドリーム・ビリーヴァー」の次にリリースされたシングル「モンキーズのテーマ」の
B面にカップリングされ、若い女性を中心に人気を博した曲です。
  ♪自由になりたい(I Wanna Be Free)
   *1966年のデビューアルバム『恋の終列車(The Monkees)』収録。
   *作詞・作曲/トミー・ボイス&ボビー・ハート。リードボーカルはデイビー・ジョーンズ。

★1970年にモンキーズ解散後、デイビー・ジョーンズとミッキー・ドレンツは、
彼らの座付き作家チームだったトミー・ボイス&ボビー・ハートと【ドレンツ・ジョーンズ・ボイス&ハート】を結成。
日本では【ニューモンキーズ】として紹介され、アルバムを出したりライヴを行なったりしています。
その後、何度か【モンキーズ】のリバイバルブームが巻き起こり
1996年には結成30周年を祝ってメンバー4人が集まり新作を発表。
2011年にも結成45周年を記念して再結成。全英・全米ツアーを行なっています。
しかし、2012年にデイビーが享年66歳で、2019年にピーターが享年77歳で、
2021年にはマイクが享年78歳で亡くなり、ミッキー・ドレンツ(現在77歳)1人となってしまいました。


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 次の更新はネット局すべてのOA終了後
 2022年12月5日(月)PM9時以降の予定です。
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