『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』第281回

気になるアーティストを50音順に、坂崎幸之助が独断と偏見で紹介している≪坂番洋楽データファイル≫(略してSYDF) 今回は「リ」の付くアーティストの10回目、リンゴ・スター特集♪

坂崎幸之助 スタジオ カメラ 
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『リンゴ・スター(Ringo Starr)』
★1940年7月7日、イギリス・リヴァプール生まれ(83歳)。
ビートルズのオリジナルメンバーとしておなじみですが、元々は1962年に地元のバンド【ハリケーンズ】を脱退後、
ビートルズを解雇されたドラマーだったピート・ベストの後釜として正式加入。
独特のキャラクターでドラマー以外には俳優としても活躍。
そしてソロアーティストとしては、ポール・マッカートニーがビートルズ脱退を表明する直前の1970年3月に
スタンダード曲を集めた初のソロアルバム『センチメンタル・ジャーニー』を発売。(全英7位/全米22位)
同年(1970年)12月に大好きなカントリーミュージックをベースにした2枚目のアルバム
『カントリー・アルバム(Beaucoups of Blues)』発表。
こちらは、カントリーの本場“アメリカ・テネシー州ナッシュビル”で録音された作品。
  ♪ボークー・オブ・ブルース(Beaucoups of Blues)
   *アルバム『カントリー・アルバム(Beaucoups of Blues)』から。
   *ソロとしての最初のシングル曲で1970年に全米87位(イギリスではシングルリリースなし)
★カントリーという趣味に走ったせいもあって、アルバムも全米で最高65位。本国イギリスではチャートインせず。
次にリンゴは、ジョージ・ハリスンをプロデューサーに迎えシングルで勝負に出ました。
参加ミュージシャンはプロデュース&ギター/ジョージ・ハリスン、ピアノ/ゲイリー・ライト、ベース/クラウス・フォアマン、
バッキングボーカル/バッドフィンガーのピート・ハム&トム・エヴァンス・・というラインナップでリリース!
  ♪明日への願い(It Don't Come Easy)
   *1971年、全米・全英共に4位。
★この「明日への願い」に続いてリリースされたシングル「バック・オフ・ブーガルー(Back Off Boogaloo)」も
全米9位・全英2位と好調。
続く1973年発表の4枚目のシングルが大ヒット!念願の全米No.1を獲得しました。
  ♪想い出のフォトグラフ(Photograph)
   *1973年・全米1位(全英では8位)
   *プロデュース/リチャード・ペリー、作詞・作曲/リンゴ・スター&ジョージ・ハリスン。
   *主なレコーディングメンバーは、12弦ギター、Eギター&バッキングボーカル/ジョージ・ハリスン、
    ドラム/ジム・ケルトナー、ピアノ/ニッキー・ホプキンス、ベース/クラウス・フォアマン等々。
★この勢いに乗り、ソロ3枚目のアルバム『リンゴ(Ringo)』を発表。(全米2位/全英7位)
この中からリリースされたシングル曲も全米ナンバーワンに輝いています。
  ♪ユア・シックスティーン(You're Sixteen)
   *翌1974年・全米1位(全英4位)
   *元々は1960年にロカビリー歌手ジョニー・バーネットが全米8位を獲得した曲のカバー。
   *バッキングボーカルにはニルソン、そして印象的なカズー(Kazoo)でポール・マッカートニーが参加。
★「想い出のフォトグラフ」「ユア・シックスティーン」と2曲続けて全米1位を獲得したリンゴ。
アルバム『リンゴ』からは3曲目となるシングルカットも大ヒットを記録しています。
  ♪オー・マイ・マイ(Oh My My)
   *1974年・全米5位。
   *バッキングボーカルに【マーサ&ザ・ヴァンデラス】のマーサ・リーヴスをはじめ、
    キーボード/ビリー・プレストン、ベース/クラウス・フォアマン、
    そしてリンゴと共にジム・ケルトナーがドラムを叩いています。
★そして1974年11月には通算4枚目となるソロアルバム『グッドナイト・ウィーン(Goodnight Vienna)』発表。
この中にはジョン・レノンによるアルバムのタイトル曲をはじめ、
エルトン・ジョンやニルソン等による書き下ろし曲やオリジナル曲、そしてカバー曲も収められていました。
  ♪オンリー・ユー(Only You)  
   *ジョン・レノンの提案で収録されたカバー曲。
    1955年に【プラターズ】が全米チャート5位に送り込んだ曲のカバー。
   *アルバム『グッドナイト・ウィーン』の先行シングルとしてリリース。
    1975年・全米6位。
★1989年からは【リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンド】を結成。
最初はビリー・プレストンをはじめ、【ザ・バンド】のレヴォン・ヘルム&リック・ダンコ、
そして、ジョー・ウォルシュ、ジム・ケルトナー、ドクター・ジョンなどのメンバーでスタート。
その後、数年毎にトッド・ラングレン、【グランド・ファンク】のマーク・ファーナー、
ジャック・ブルース(元クリーム)などが参加。
最近では【トト】のスティーヴ・ルカサーを中心に活動中で、
今年5月にはラスベガス、6月はメキシコでLIVEが予定されています。

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 次の更新はネット局すべてのOA終了後
 2024年4月2日(火)PM10時以降の予定です。
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