HARUNA：今回は、人気コーナー「境界線協会」なんですが、「関西弁緊急例会」をお届けすることになりました。

RINA：また方言のハナシ…？

MAMI：まあまあ、私たち、方言好きですから

TOMOMI：「名古屋」のこともやりましたしね

HARUNA：あらためて「境界線協会」とは…

あるようでない、ないようである、それがモノゴトの境界線。

人によって、地域によって、その線引きはさまざま。

そんな「境界線」について、真剣に考えていこうと。

それが「Catch up 境界線協会」です。

さて、今回は関東出身のスタッフからの素朴な疑問がありまして…TOMOMIの関西弁とRINAの関西弁の境界線について、ぜひとも知りたいと。

RINA：なるほどね…でも、これって疑問に思うほどわからん？

（スタッフ　正直、なんとなくしかわかりません…）

HARUNA：これって、もはや難しいところなのよね、一緒におりすぎて、自分の関西弁がどれかわからん

RINA：わかるわかる。仕事の時ってさ、もう「何弁」でもないやん。

MAMI：そうだね

TOMOMI：名古屋弁も交じってるしね

MAMI：もう「創作弁」になってる

RINA：なってるなってる

HARUNA：全員なってるね

RINA：まだ「Catch up」は自然に話してる方やと思うけど…

HARUNA：4人でしか喋らないからね

RINA：やけど、テレビとかさ…

MAMI：取材とかね…

RINA：何弁か何語かわからんくらいの、変な言葉になってるもん

HARUNA：　一応気をつけてはいるんだよね

RINA：めっちゃ気をつけてる

TOMOMI：だいぶ「標準語」

HARUNA：前よりうまくなったと思う

RINA：なってると思う、着々と上達してると思う

TOMOMI：うん、自覚してる

MAMI：ただ、うちらも（＊MAMIとHARUNAの名古屋圏勢）標準語ではないからね

HARUNA：うん、別にお手本になってるわけじゃないからね

RINA：一番得やなって思うのが、名古屋の言葉は語尾が標準語に近いやん

TOMOMI：イントネーションも近いよね

RINA：やし、「だね」とか言えるやろ？？ 「だね」は一番レベル高いからね？？

MAMI：え、そうなの？

HARUNA：「そうだよね」とか？

RINA：「そうだよね」とか、一番恥ずかしい語尾！

TOMOMI：私はもう全然言える

RINA：TOMOMIは言うよな、映画でも言ってるし

注：ドキュメンタリーフィルム　『Documentary film MIRROR』のこと

HARUNA：そんなこと思ってたんだ？

RINA：めっちゃ思ってた、TOMOMI言ってるって。でも、あのドキュメンタリーで、RINAたちめっちゃ標準語喋ってるからね

HARUNA：うそだねー！！

MAMI：うそでしょ？？

TOMOMI：字幕の時に関西弁なんて、ちょっと恥ずかしい…

RINA：…字幕ついてないやろ？

TOMOMI：ついてないっけ？

RINA：ついてへんよ

HARUNA：ついてないよ

TOMOMI：え、幻、見てる？？

RINA：とにかく、丁寧に話そうって思う時は、標準語！

TOMOMI：雑誌とか、特にやけど、関西弁のイントネーションで話してたら、そんなこと言ってないのに、勝手な解釈で「なんとかでんがな」とかになってて…初期の頃ね

RINA：あるある！

TOMOMI：恥ずかしいなあって、ここまでは言うてへんけどなあっていうのがあった

HARUNA：　その「言うてへんけどなあ」が、そういう解釈になっちゃうってことだよね

TOMOMI：「言うてへんがな！」になっちゃう

RINA：もう、おらんから、そんなん

TOMOMI：でもほんまに言ってのかもって…

RINA：言ったことないで

TOMOMI：でも、だいぶ直して、１６年たちまして…「だよ」も「じゃん」も言えるようになりました。

方言大好きSCANDAL。名古屋圏と関西圏、そこに標準語が交じって、独特な言葉になってるSCANDAL。関東圏出身のスタッフは、とても興味津々です。でも、自分の方言を知ること、知ってもらうことは、とても大事。どの言葉も、素敵です。そしてその違いを知るのは、とても面白い！ これからも「方言」にまつわるメッセージ、お待ちしています。