LEGENDS 岩崎宏美~シアワセノカケラ~

2023年5月

今回のLEGENDS 岩崎宏美~シアワセノカケラ~、ゲストはシンガーの櫻さんです。

 

宏美さんとお会いするのは7年ぶり。初めてお会いしたのは宏美さんがいつもアコースティックライブで共演しているピアニストの青柳誠さんとのご縁で、宏美さんのコンサート終わりに楽屋へご挨拶に伺った時だそうです。

その時の櫻さんは感動して大泣きしながらご挨拶をしたそうで、宏美さんも「大丈夫かな?」と思ったとか。

 

櫻さんは福岡県の北九州市のご出身。その後NYへ渡り、その地で活躍をされるのですがきっかけは様々なご縁とタイミングがあったそうです。

福岡にいた時には、歌手になりたいけどどうやってなったらいいのかわからなかった櫻さん。路上ライブ活動などは行っていましたが、本人の中でもぼんやりとしたものだったそうです。

そんな時に、ある人物から「本当になりたいんだったら、ちゃんと行動にうつしているはずだ」と喝を入れられ、その悔しさが原動力となり1ヶ月後に上京。

とはいえ東京でもうまく芽が出なかった中で、「あんた声量があるんやから、海外で通用するんやない?」というお母様の一言が、“そんなわけない…”と思いつつも心に残っていたとか。

その後、お母様が亡くなられて、そんなお母様のことを想って綴った楽曲『櫻の花』をリリースした後に「あんた声量があるんやから、海外で通用するんやない?」を思い出し、NYに行ってみようかなと思い至ったそうです。

するとタイミング良く、NYで活動していた友人がビザの関係で日本に帰国するから1ヶ月誰か代わりにNYの自宅に住んでいてくれない?と連絡があり、それに立候補。

NYでの活動が始まったのでした。

 

NYに渡ってからも路上ライブでの櫻さんの“歌いたい!”という真っ直ぐな思いが通じたのか、NYを代表する大規模なフェスや、シアターなどへの出演を重ね活動の幅を広げられました。

 

 

そんな櫻さんは、今年2月にニューアルバム『アイアイ』をリリースされました。

アルバムタイトルを聞くとどうしても“あの有名な童謡”が思い浮かび、事務所の方にも「本当にこのタイトルにしますか?」と聞かれたそう。

しかしタイトル『アイアイ』には「私」だったり「愛」だったり色々な意味が込められているそうで、その中の一つとして櫻さんがNYで活動している時にお世話になった人から「櫻は朝全然起きてこなくて、夜行性のサルのアイアイみたいだね」といってニックネームとして“アイアイ”と呼んでくれていたことにも由来しているそうです。

その“アイアイ”とニックネームをつけてくれた方が、当時櫻さんがお母様を亡くし落ち込んでいた時に掛けてくれた言葉が、櫻さんの中での光となったことからアルバムのタイトルが『アイアイ』になったそうです。

 

これまでの櫻さんの活動が形になったアルバム。

同世代のアーティストの方々へ作曲を依頼し、作詞を櫻さんが行う形で制作された楽曲が全6曲収録されています。

 

人生における“ご縁”がテーマとなったアルバム『アイアイ』は、櫻さんの音楽活動においていくつものターニングポイントとなっている“出会い”や“縁”を感じられるアルバムとなっています。

 

 

〈 櫻さんからのお知らせ 〉

 

*2月25日ニューアルバム『アイ アイ』発売中

 

*9月30日土曜日 渋谷プレジャープレジャーにてワンマンライブが決定!

 

*「アイ アイ」のご縁MVも今月作成中!

東京と、故郷北九州のお世話になった人や場所をめぐるMVを撮りに飛び回っております!

公開をお楽しみに!

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