今回のLEGENDS　岩崎宏美～シアワセノカケラ～、ゲストに歌手のASKAさんがお越しくださいました。

宏美さんとは長い付き合いのあるASKAさん。

実際にお会いしてお話しするのは久しぶりだそうですが、普段からメールのやりとりはしているのであまり“久しぶり”という雰囲気は感じないとか。

今回はいつも以上に、気を許し合った仲のお二人による軽快なトークが展開されました。

実は宏美さんのことはずっとリスペクトしているというASKAさん。

宏美さんが『二重奏』を歌唱している姿を見て「見つけた！」と思ったそうです。

それには宏美さんも「“二重奏”なんだ、“ロマンス”じゃなくて！？」と驚いたご様子。

むしろASKAさんにとって当時、『ロマンス』は売れて当然の楽曲だと感じていたそうです。

そのあとも宏美さんのアルバムは買い続けていたというASKAさん。

そのうちに、『夜のヒットスタジオ』での共演や、どうやら交友関係が近いらしいということが判明してからお話しするようになったそうです。

ASKAさんと宏美さんといえば、ASKAさんのソロアルバム『SCENE Ⅱ』に収録されたデュエット曲「Love is alive」。

当時のASKAさんは、いつか岩崎宏美とデュエットがしたいと、誰にも告げずに勝手に決め打ちで書かれた楽曲だそうです。

かなり作り込んで持っていったところ、最初はお断りの連絡が来たとか。

その当時からよく連絡をする間柄だったこともあり、“断ってしまった手前、ヒロリンの方から連絡するのは気まずいかもしれない”とASKAさんの方から電話をすると、そこにはいつも通りの宏美さんが。

「もしかして聞いてない？」と尋ねると「何が？」と応えた宏美さん。

当時は宏美さんのお腹にお子さんがいたことから、そのようなことになっていたそうで、宏美さんは「私たちは友達だよね！？そんなの断るわけないじゃん！」と翌日にOKのご連絡がきたそうです。

そんな経緯で完成した「Love is alive」だそうです。

そんなASKAさんは１月に、コンサートの様子を収録したブルーレイ『ASKA featuring DAVID FOSTER PREMIUM CONCERT 2023』リリースされました。

コンサート『ASKA featuring DAVID FOSTER PREMIUM CONCERT 2023』とは、２０２３年３月に開催され、ASKAさんが多大な影響を受けたアーティスト、デイヴィッド・フォスターに対し、直接想いを伝えたことで実現した共演の様子が、余すところなく収録されているブルーレイとなっています。

公演ではサプライズで、ASKAさんの娘・宮崎薫さんがゲストヴォーカルとして登場。

きっかけはデイヴィッド・フォスターが、ブルーノートで公演を行った時のこと。

そこで本人に直接熱意を伝えたASKAさん。それに対しデイヴィッド・フォスターはその場で「今から歌ってみろ」と提案。緊張しながらもアドリブで応えたそうです。

次に、ビルボードライブ東京での公演中デイヴィッド・フォスターが「お客さんの中で今日歌いたい人いますか？」と言ったそうです。

「彼が言ったの？」

「ギャグだよ。でもギャグと取らなかったシンガーが1人いたんだよ。」

そしてASKAさんはステージに上がったそうです。その中で、ステージの上で即興で今日を作るパフォーマンスをデイヴィッド・フォスターと2人で披露。

そんなステージを共にした2人が“あの時のパフォーマンスをもう一度やってみない？”と実現したのがこの公演だったそうです。

ASKAさんは、ミュージシャンだとこのくらいは…といったご様子でしたが、公演の様子を見た宏美さんは“こんなことができるなんて”と驚き、感動したそうです。

そんな生のステージの様子が余すことなくおさめられたブルーレイ『ASKA featuring DAVID FOSTER PREMIUM CONCERT 2023』は、現在発売中です。

【ASKAさんからのお知らせ】

＊ブルーレイ『ASKA featuring DAVID FOSTER PREMIUM CONCERT 2023』リリース中