NH&K TRIO、初のコンサートツアー全14回、無事終了いたしました。
NH&K TRIOは、私、西村由紀江のN、葉加瀬太郎さんのH、
柏木広樹さんK、3人の頭文字を取ったユニット。
はじめて3人だけで音を合わせたのは2016年。
この番組のスポンサーでもある三菱商事さんや朝日新聞、
岩手朝日テレビの主催で、盛岡で開催された復興支援音楽祭「歌の絆」でした。
その時のハーモニーに感激した3人はトリオで活動することを決意。
練習を重ねながら2019年から少しずつ活動を始動し、
軽井沢や八ヶ岳などでコンサートを行いました。
2020年8月に八ヶ岳音楽堂で
『葉加瀬太郎 サマーリゾート・コンサート』を開催。
バイオリンの葉加瀬さん、チェロの柏木広樹さん、ピアノの私、トリオで出演。
この時、同い年の3人で、5日間の合宿生活も行ったんです。
葉加瀬さんが毎年行なっている春のツアーで、以前は、
『葉加瀬太郎・高嶋ちさ子・古澤巌~3大ヴァイオリニストコンサート~』として、
葉加瀬さん、高島さん、古澤さんの3人で開催していました。
そのコンサートが、昨年は、
『葉加瀬太郎 オーケストラコンサート2022 ~The Symphonic Sessions~』として、
50人のオーケストラで開催。
そして今年は、『葉加瀬太郎 コンサートツアー2023
NH&K TRIO スーパーチェンバーミュージック~Adagio~』として、
バイオリンの葉加瀬さん、チェロの柏木広樹さん、ピアノの私で開催。
NH&K TRIOとして、初のコンサートツアーとなりました。
コンサートのテーマは、スーパーチェンバーミュージック
「室内楽の楽しさ喜びを」でした。
昨年の50人から、がらりと変わって、今年は3人。
2部で、人数が増えても7人という少数のコンサート。
メンバーは、バイオリンの葉加瀬さん、チェロの柏木広樹さん、ピアノの私に、
そして、バイオリンの今野均さんと加藤光貴さん、ヴィオラの生野正樹さん、
コントラバスの西嶋徹さんを加えた7人。
メンバーに、リズム(ドラム、パーカッション)がいないので、
お互いの間合いだけで演奏を進めていきます。
気分によって毎回演奏が変わるので、
そういった生の緊張感を楽しんでもらえたらというコンサートでした。
室内楽を大きなホールで戦争するので、
代わりにアリーナクラスの大画面を用意するなど、演出にもひと工夫。
曲に合わせた大迫力の映像を映し出したんですが、映像は全て曲のために制作。
演奏者の生カメアップで息づかいを目の当たりに。
葉加瀬さん曰く、
昨年の47人分のギャラ、移動宿泊経費を、
全てこの大画面と映像制作費につぎ込んだとのことでした。
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