7月22日(水)オヒル ノオト


毎回、気になる人をゲストに招いたり
気になるものやイベントを紹介したり
あなたの好奇心をくすぐっていきます
「オヒル ノオト」のコーナー。

本日のゲストは
映画監督の柴田昌平さん!
最新作のドキュメンタリー映画
『千年の一滴 だし しょうゆ』について
お話を伺いました。



お昼ノート

先月、第6回辻静雄食文化賞を受賞したばかりの
日仏合作ドキュメンタリー 『千年の一滴 だし しょうゆ』

"自然と向き合ってきた人々の知恵"にスポットを当てたい。
そんな柴田さんの熱い思いから、この映画は生まれました。

日本の味である、だしとしょうゆがどのように作られるのか。
その過程を徹底的に追求。
大自然のもとでの原材料の採取から、たくさんの人たちの手によって行われる加工、
そして私たちの食卓に、料理として並ぶまでの様子が、あらゆる角度から描かれています。

ダイナミックでいて繊細、そんな映像も魅力。
だしやしょうゆの味を知らない人たちにも、その透明感ある味わいや香りが伝わるように、
さまざまな工夫を凝らして作ったと監督は語ります。

日本人はもちろん、海外の人たちも
一滴一滴に詰まった「うまみ」と言うべきものを、確かに感じ取ることができるはず。
それだけでなく、いつも口にしているものの貴重さを知り、
また、はるか昔から受け継がれてきた日本人の知恵について改めて感動を覚える
そんな作品でした。

http://www.asia-documentary.com/dashi_shoyu/