7月20日(水)お昼ノート

オヒル ノオト 毎回、気になる人をゲストに招いたり、気になるものやイベントを紹介したり、 あなたの好奇心をくすぐっていきます「お昼ノート」のコーナー。

今日は、今月15日に、最新刊「大沼ワルツ」が刊行されたばかり!作家の谷村志穂さんをお迎えしました!

自然や旅、そして恋愛を題材に数々の小説を執筆されている谷村志穂さん。
これまでの著書「海猫」「余命」などをお読みになって、感動でいっぱいになったという方も多いかもしれません。

今回の「大沼ワルツ」は、函館近郊の湖、「日本新三景」にも選ばれている名勝地として知られる大沼が舞台。
たくさんの人の記憶が重なり合った、実話に基づく物語です。
何度も読み返したくなるような、長い時間にわたって描かれている家族と恋愛の話。ぜひ手に取ってみて下さい!



【お昼ノート】
今日、谷村志穂さんに教えていただいたノートにメモしたくなる情報はこちら!

「本物の森の夜は、案外やかましい」
森というと、しんとして静かな印象がありますよね。
しかし、自然を愛し、キャンプなどで森をよく知る谷村さんは
「静寂のあるうちは、まだまだ森に迎え入れられていない」と語ります。
実は、普段生き物たちはよく鳴きよく動いているのですが、人間が入ってきた途端「あ、よその者だ」と、皆ひっそり息をひそめるのだとか。
でも、私たち人間が森の中でしばらく過ごしていると、だんだんとその姿を現すようになり、にぎやかになっていくそうです。
人間がいることに慣れて、生き物たちも普段通りの生活に戻るということなんですね!