本日のJAZZ&VOCAL NIGHTは月末恒例のリクエスト特集。
久しぶりに行方さんもお元気にご登場され、皆さんからいただいているリクエストにお応えいたしましたー。

まず1曲目滋賀のココナッツサブレさんから。コーヒーを飲みながらこの曲のリズムを楽しんでいるそうです。
デューク・ピアソンの「ブラック・コーヒー」でした。（★ジャケット写真：収録アルバム『プロフィール』Bluenote TOCJ7065 ）

2曲目は石川のモンク小僧さんから。実はこの曲もピアノはデューク・ピアソン。彼の次のピアニストはハービー・ハンコックだったグループ、ドナルド・バードの「ザ・キャット・ウォーク」です。

3曲目はオルガンジャズ特集を！、とメッセージを下さった岡山のヒロキングさんから。オルガンジャズの大定番、ジミー・スミスの「ザ・キャット」のリクエストにお応えし、ここは猫つながりでお届けいたしました。ジミー・スミスはこのB-3という形のハモンドオルガンを普及させた第１人者ですね。

４、５曲目は昭和の女性歌手が歌うジャズが続きます。福井のドルフィン・ブルーさんから頂いたのは雪村いずみさんでしたが、今回は岡山の風船さんも推している江利チエミさんの「テネシー・ワルツ」を。そして昭和のJAZZでは欠かせない、美空ひばりが歌うジャズは、鹿児島のスマイルハッピーママさんから頂いたリクエストの「A列車で行こう」で聞いていただきました。

６曲目は神戸のAKISANさんからのリクエスト「バードランドの子守歌」に引き続き日本のジャズ・ヴォーカリスト、小林桂が歌うバージョンでお届けいたしました。

７曲目は長野の“おじ”さんから。この曲を聞いてリラックスしてほしい、とのこと。ジェリー・マリガン「ナイトライツ」のリクエストにお応えしました。しっとりとした夜にぴったりの曲ですね。

８曲目は大分のおせち高校生さんからの曲リクエストで「マイ・フェイバリット・シングス」を頂きました。この曲はジョン・コルトレーンが有名ですが、今回はギター、グラント・グリーンの演奏するバージョンでお応えいたしました。

最後は長野のネオさんから。２０１６年一番売れたジャズアルバムだったのは上原ひろみの『スパーク』でした。こちらのアルバムから、入りのドラム、サイモン・フィリップスとベースのアンソニー・ジャクソンの兼ね合いが印象的な曲「What Will Be, Will Be」のリクエストのお応えして、３月のリクエスト特集はお別れです。

来週は春を感じるジャズ特集です