本日はルイ・アームストロングの名曲「What a wonderful world」の誕生50周年を記念したアルバムなどがリリースしていることを受けて、
“世界が素晴らしくありますように”という願いを込め「ジャズは世界を巡る」と題し、世界をテーマにしたジャズの名曲特集です。
まずは1曲目、その「この素晴らしき世界」をお届けいたしました。
2曲目はジャズの本場、ニューヨーク。
曲は「ニューヨークの秋」。歌っているのはフランク・シナトラです。
3曲目は東京。
曲は「ザ・トーキョー・ブルース」。1962年1月に初来日し大歓迎されたホレス・シルヴァーが帰国後に録音した曲です。
演奏はザ・ホレス・シルヴァー・クインテット。帰国から半年後の1962年7月に録音しています。
(★ジャケット写真:収録アルバム『ザ・トーキョー・ブルース』TOCJ9068 ユニバーサル ミュージック)
4曲目はパリ。
コール・ポーター作の「アイ・ラヴ・パリ」です。
春夏秋冬、どんな時でもパリが大好き♪という歌詞がついています。今回はエロール・ガーナーのピアノでお届けいたしました。
5曲目はロシア。
曲はアーヴィング・バーリンが作った「ロシアの子守歌」。
87年の録音で歌っているのはトニー・ベネット、途中のトランペットはディジー・ガレスピーです。
6曲目はアフリカ。
ノラ・ジョーンズ最新作『デイ・ブレイク』に収録されているデューク・エリントン作の「アフリカの花」を聴いていただきました。
ソプラノ・サックスはウェイン・ショーターです。
7曲目は北欧ストックホルム。
曲はスタン・ゲッツが母国に持ち帰ったと言われている民謡「懐かしのストックホルム」です。
演奏はマイルス・デイヴィスとサックスはジョン・コルトレーンでした。
最後は南欧、スペインです。
言わずもがなチック・コリアの大名曲で多くの人にカバーされていますね。
演奏はチック・コリア&ザ・リターン・トゥ・フォーエヴァーでした。
来週の放送日はなんとセロニアス・モンクの誕生日!
…ということでモンク自身の演奏と名曲カバーでモンク特集します。
お楽しみに♪