本日の20時台 JAZZ&VOCAL NIGHTはシナトラ誕生日記念特集です。

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本日のJAZZ & VOCAL NIGHTはフランク・シナトラ特集。
12月12日はシナトラ、生きていれば102歳の誕生日(1915/12/12 - 1998/5/14)です。

まずは大名曲の「マイ・ウェイ」。
元々フランスのシャンソン曲「いつものように」に、ポール・アンカが英語の歌詞をつけました。
ポール・アンカは当時はまだ27歳。かなり人生を知り尽くしたような内容で、20代が手掛けた歌詞とは思えないですね…。

お次の曲はシナトラが93年に発表したアルバム『デュエット』から2曲。
(★ジャケット写真:アルバム『デュエット』TYCJ80004/5 ユニバーサルミュージック)
まずはU2のBonoとデュエットした「アイヴ・ガット・ユー・アンダー・マイ・スキン」、
続けて、シナトラが〝金を払って聴く価値がある”と言ったトニー・ベネットとのデュエット「ニューヨーク・ニューヨーク」をお届けいたしました。

ここで、シナトラ・ファンに共通するヴォーカリストを聴いてみます。

先ほどデュエットで登場したトニー・ベネット、曲はシナトラもよく歌っていた「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」でした。

お次は、ユキさんお気に入り曲「わが心のジョージア」。
歌っているのはウィリー・ネルソン、そしてウィントン・マルサリスをトランぺッターとして迎えた2007年のニューヨーク・リンカーン・センターのライブ録音から、でした。

そして、シナトラの再来、と言われたハリー・コニャックJR。シナトラはマイクのみでしたが、彼はピアノもこなします。
曲は1962年映画「世界残酷物語」の主題歌、映画の内容とは真反対の美しい曲「モア」でした。

シナトラの歌に戻ります。
曲は「バークリー広場のナイチンゲール」。
1939年ロンドンの劇場で誕生した、メイフェア地区の美しい広場を歌った曲です。1962年ロンドンでの録音です。

最後は前曲のメイキング・セッション・ヴァージョンです。
シナトラが録音のセッションを仕切る様子が伺える、実に興味深い録音ですね。


来週は『JAZZ LIFE』最新号特集です。
お楽しみに♪