本日20時台Jazz& Vocal Nightは先週に引き続き『ジャズライフ』最新号とNYのジャズ特集でした。

Today's Topic



本日は写真家で音楽ジャーナリストでもある常盤武彦さんをゲストMCにお迎えして先週プレゼントした『ジャズライフ』最新号と、常盤さんご自身の新刊『ニューヨーク・ジャズ・アップデート』をとしての楽曲をご紹介していただきました。

まずは『ジャズライフ』最新号の表紙だった山中千尋さん。
今月リリースされた最新作『UTOPIA』からガーシュウィン作の「ラプソディ・イン・ブルー/ストライク・アップ・ザ・バンド」を聞いていただきました。

2曲目は渡辺貞夫さん。
常盤さんが今回の『ジャズライフ』で撮影もされたとのことで、思い出深い曲をご紹介いただきました。
80年リリースの武道館ライブアルバム『How's Everything』から曲は「MZURI」でした。

3曲目は常盤さんが先月ライヴレポートを担当した(u)nity。
キューバの音楽映画「Cu-Bop」に出演し、アメリカ在住のメイン、キューバ人音楽ユニット、先月来日コンサートもあったそうです。
コンサートでも1曲目に演奏された、映画にも登場する曲「AVENIDA 15」を聞いていただきました。

4曲目からは常盤さんの著書『ニューヨーク・ジャズ・アップデート ~体感する現在進行形ジャズ』からのご紹介です。
まず、エスペランサ・スポルディング、2011年にグラミー最優秀新人賞を受賞して一気に名前が知れ渡りました。
彼女が16年にリリースしたアルバム『エミリーズD+エヴォルーション』(★ジャケット写真:ユニバーサル ミュージック UCCO-1168 )から曲は「ONE」を聞いていただきました。

5曲目は現在89歳(!)のシーラ・ジョーダン。
チャーリー・パーカーとの共演もあるというレジェントです。
常盤さんの著書でもご紹介のあるデトロイト・ジャズ・フェスティヴァルの常連だそうです。
曲は「シーラズ・ブルース」(彼女の人生を歌詞にしている曲)でした。

6曲目はマリア・シュナイダー、常盤さんの著書にも推薦文を寄せています。
曲はトゥーツ・シールマンスのハーモニカがフィーチャーされている「ランブラ・デ・ミム」でした。
トゥーツのほぼ最期の録音ともいえる、彼の自宅のキッチンで録音されたそうです。

今日はワールドカップ日本戦に伴う特別番組のため、20時40分で番組は終了です。

来週はリクエスト特集です。
お楽しみに(^^♪