本日20時台Jazz& Vocal Nightは月刊誌Jazz life8月号の特集でした。

Today's Topic



今夜は、音楽ライター、早田和音さんをゲストにお迎えして、
早田さんも執筆されている月刊誌「Jazz life」の最新号(7月14日発売)
8月号を特集しました。

まず1曲目は、明日発売されるCASIOPEA 3rdのアルバム『A・KA・RI』から、 
その1曲目を飾る「TSU・BA・SA」を聞いて頂きました。
ジャズライフ8月号の表紙と巻頭インタヴューを
飾っている「CASIOPEA 3rd」。 
1977年に結成され、40年を超えた今も、
高い人気を誇る日本のスーパー・フュージョン・バンドです。

2曲目は、ジョン・コルトレーンの未発表スタジオ録音を収録した
『ザ・ロスト・アルバム』から、VILIAをお聞き頂きました。

今月号の特集のひとつは、「Jazz Bass Now」ということで、
3曲目にお聞き頂いたのは、CHRSTIAN McBRIDE BIG BANDでGETTIN' TO IT。
今年2月に、第60回グラミー賞・最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル賞を
受賞したアルバム『ブリンギン・イット』からの1曲でした。

続いて送りした4曲目は、Marcus MillerのTrip Trap
なんと、この曲はライヴ音源とスタジオ録音をミックスさせたもの。
かなり手の込んだ作品です。かなり難しかったそうです。。。

5曲目は日本のJazzをご紹介。
守屋純子オーケストラの枯木猿猴図(こぼくえんこうず)をお聞き頂きました。
ジャズ文化を考察した本「なぜ牛丼屋でジャズがかかっているの?」の著者としても知られている彼女。
明日6作目となるアルバム『アート・イン・モーション』がリリースされます。

6曲目は、大病を克服してカムバックしたアーティスト、佐山雅弘さんを紹介。
織原良次(b)、福森康(ds)という気鋭のミュージシャンふたりとともに
新バンド「B’RIDGE」で「しなやかな指を持ちなさい」をお聞き頂きました。
“今までに経験したことのないサウンド。ふたりを紹介してもらった時、
これをやってみようと思った。PONTA BOXと同じような感じだったら
やめようと思っていた”と語るように斬新なサウンドが印象的な1曲です。

最後にお届けしたのは、
WOODY SHAW & LOUIS HAYESで
ALL THE THINGS YOU AREをお送りいたしました。
Jazzlifeは、インタヴューやライヴリポート、ディスクの紹介だけでなく、
楽譜も数多く掲載。
ミュージシャンの視点に立った記事がたくさんあります。 
●そのひとつとして、ウディ・ショウとルイス・ヘイズのふたりが
主宰した双頭コンボが、
1976~77年に行なったヨーロッパ・ツアーを収録した
ライヴ・アルバム『ザ・ツアー Vol.2』の中の「オール・ザ・シングス・ユー・アー」というジョージ・ガーシュウィン作曲のスタンダードの演奏を楽譜にしてあります。