本日の20時台 JAZZ&VOCAL NIGHTは『JAZZ 批評』最新号特集です~。

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隔月発売『ジャズ批評』最新号(8月24日発売)掲載“今こそ聴きたいボサノヴァの名曲”特集です。
ゲストMCはジャズ批評編集部、星向紀さん。

1、2曲目はややテーマから外れ、『ジャズ批評』創刊者でもあった松坂妃呂子氏を追悼したナンバーをご紹介。
松坂氏が『ジャズ批評』創刊前に経営していたジャズ喫茶の名前だったマイルス・デイヴィスの「オレオ」、
そして彼女が生前好きだったバド・パウエルの「クレオパトラの夢」でした。

3曲目は今夜のテーマ“ボサノヴァの名曲”を。
まず、一番最初に思い出すのはこの曲ですね「イパネマの娘」。
名盤『ゲッツ/ジルベルト』から、スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルトの演奏でした。

4曲目も誰もが知るボサノヴァの名曲「波 wave」です。
5曲目もアントニオ・カルロス・ジョビンの演奏で続けて「ハウ・インセシティヴ」(パット・メセニーとの共演)を聞いていただきました。
これはジョビン本人が歌っています。(ジャケット写真:「ハウ・インセンシティヴ」収録アルバム『ジャズ・マスターズに捧ぐ~ヴァーヴ50周年記念カーネギーホール・コンサート・ライヴ』1994年録音 ユニバーサル ミュージックPOCJ-1228)

続いてはキャノンボール・アダレイのオリジナル・ナンバー「サンバップ」。
サンバとビパップを併せたアップテンポなボサノヴァ名曲の1つです。

次はアストラッド・ジルベルトと「サマー・サンバ」をヒットさせたワルター・ワンダレイの共演、曲は「グッバイ・サッドネス」。
明るい曲ですが、“悲しみよ去ってくれ、喜びのある生活に戻りたい”という内容です。

最後も1曲、松坂氏追悼の曲でおしまいです。
“どんなに年を重ねても君を愛し続けるよ”という歌詞の曲「タイム・アフター・タイム』演奏はジョン・コルトレーンでした。


来週は爽やかな秋のJAZZ曲特集です。
お楽しみに(^^♪