Vol.184 株式会社ベクトル 西江肇司さん・第3週目

  

今週も、株式会社ベクトル代表取締役、西江肇司さんをお迎えしています!



今回は、西江さんが現在進めている事業について伺いました。

西江さんが現在進めている事業の一つがNewsTVというビデオリリースです。今ではテクノロジーを通じて本当に届けたい人々に向けて情報を届けることが可能な時代になりました。こうしたテクノロジーを使い、例えば企業がNewsTVを利用して、表参道近辺の沿線に住む30-40代の男性に商品を広めたいと考えた場合、狙った通りのターゲットにパソコンやスマホを通じてビデオ(動画)を視聴してもらうということが可能になるというもの。

一般的に新商品や新サービスが市場で展開される際は、新聞社やテレビ局といったメディアに「ニュースリリース」と呼ばれる文書を配信します。これをNewsTVでは1分程度の動画を作成し、企業のリクエストに応じたターゲットに配信するというサービスです。

通常、動画を撮影し編集するためには数十万円の費用がかかると言われていますが、NewsTVではこの費用がなんと0円。そこには西江さんならではの閃きと発想がありました。このサービスが開始して以来2年半で1500社の企業が利用しているそうですが、一体どのように利益を出しているのでしょうか。この仕組みには知花さんも思わず「確かに!」と膝を叩かれた様子。ラジオを視聴し終えたら、いつも何気なく見ているインターネットのページの見方が変わるかもしれません。


今週のゲスト
西江肇司(にしえ・けいじ)さん
株式会社ベクトル 代表取締役社長
1968年生まれ、岡山県出身。大学在学中に起業し、1993年にベクトルを設立。2000年よりPR事業を中心とした体制に本格的に移行。独立系PR会社として業界トップレベルの地位にのぼりつめ、2012年に東証マザーズ上場、2014年に東証一部指定替え。現在、中国、香港、台湾、韓国、インドネシア、タイ、ベトナム、マレーシアなどに現地法人を設立。直近ではPRとアドテクノロジーを組み合わせた最新マーケティング手法を武器に、アパレル業界のファストファッションのように“LowCost”“HighQuality”なサービスを提供する「ファストコミュニケーションカンパニー」を目指している。「アジアNo.1のPRグループになる」ことを目標に掲げ、「いいモノを世の中に広め、人々を幸せに」という理念のもと、既存の事業にとどまらず、新たな事業の創出に挑戦している。著書『戦略PR代理店』(幻冬舎)、『モノの広め方』(アメーバブックス新社)など。


■A Gene of Music
このコーナーでは、音楽に精通した方にゲストのお話からイメージする4つの楽曲をセレクトしていただき、4週にわたって番組内で放送しています。

今週の選曲者
結城雅美(ゆうき・まさみ)さん
フリーランスの音楽ライター/構成作家/編集者。リクルートの海外旅行情報誌『ab-road』の編集を経て、雑誌『音楽と人』編集長、音楽サイト『Listen Japan』の編集長に就任。その後、フリーランスとして独立。編集・執筆で携わった書籍に、吉井和哉『吉十』、『THE YELLOW MONKEY DVD BOX』、及川光博『続・欲望図鑑』、『Hi-Bi(写真家・平間至&TOKYO No.1 SOUL SETのBIKKEのコラボ写真詩集)』、野宮真貴『ドレスコードのすすめ―おしゃれ手帖』など。

今回のゲスト企業から連想するテーマ
「株式会社ベクトル」と聞いて、選曲者の結城雅美さんは何をイメージされたのでしょうか? 選曲のテーマを教えていただきました。
結城さん:従来のPR手法に甘んじることなく、「戦略PR」という独自の手法で多くの企業の信頼を得られた、(株)ベクトルさん。「戦略PR」とは、時代と商品をつなぐためのPRの提案。CEOである西江肇司氏のインタビューを拝読すると、「時代の変化をキャッチし、即行動に移すこと」の大切さを強く語られていました。「変化をおそれない」、それこそがベクトルさんの最大の武器であると考え、ずばり、<変化>をキーワードに選曲をしてみました。

結城さんが選ぶ今週の1曲
Michael Jackson「We Are The World (Demo Version)」(1985)
結城さん:マイケル・ジャクソンが登場した以前と以後では、アメリカの音楽界はまったくの別モノです。MTV時代まで残っていた人種差別の壁をとりはらい、「キング・オブ・ポップ」として世界的なスターになったのは周知の事実ですが、映画的なミュージック・ビデオを自費制作し、それをソフト化販売して大ヒットさせる、またレコード版権を自らが管理するなど、実は実業家としても革命家的な存在でありました。彼の膨大なヒット曲の中でも、時代の変化に揺れない名曲として、1985年の「We Are The World (Demo Version)」を選んでみました。


■放送局、放送時間情報
ショートver.(5分番組)
Date fm(FM仙台) 毎週土曜 7:55 / FM青森 毎週土曜 19:55 / FM秋田 毎週土曜 19:55 / RADIO BERRY(FM栃木) 毎週日曜 13:55 / FM-NIIGATA(FM新潟) 毎週土曜 6:55 / FM福井 毎週土曜 19:55 / FM GIFU(FM岐阜) 毎週日曜 7:55 / e-radio(FM滋賀) 毎週土曜 19:55 / FM山陰 毎週土曜 19:55 / FM山口 毎週土曜 19:55 / FM岡山 毎週土曜 19:55 / FM香川 毎週土曜 19:55  / FM徳島 毎週土曜 19:55 / FM高知 毎週土曜19:55 / FM大分 毎週日曜 7:25 / FM宮崎 毎週日曜 15:55 / FM Okinawa 毎週土曜 19:55 

ロングver.(15分番組)
FM広島 毎週金曜 5:30 / FM群馬 毎週金曜 19:15 / FM石川 毎週日曜 6:30 / FM佐賀 毎週日曜9:30 / FMK(FM熊本) 毎週日曜 9:30

*1 臨時ニュース対応などで変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
詳しくはお聴きいただいているFM放送局のタイムテーブルをご確認いただくか、もしくはFM放送局までお問い合わせください。

*2 ラジオ端末をお持ちでない方はスマートフォンアプリ「radiko」、およびPodcastで聴取可能です。

*3 放送エリア以外の方はスマートフォンアプリの有料サービス「radiko(プレミアム会員)」「ドコデモFM」「WIZ RADIO」を使ってネット局で聴取可能です。

コンテンツ一覧

株式会社銀座コージーコーナー Vol.1 音声

株式会社銀座コージーコーナー Vol.1

株式会社赤ちゃん本舗 Vol.4 音声

株式会社赤ちゃん本舗 Vol.4

赤ちゃん本舗 Vol.3 音声

赤ちゃん本舗 Vol.3

株式会社赤ちゃん本舗 Vol.2 音声

株式会社赤ちゃん本舗 Vol.2

株式会社赤ちゃん本舗 Vol.1 音声

株式会社赤ちゃん本舗 Vol.1

クワザワホールディングス株式会社 Vol.4 音声

クワザワホールディングス株式会社 Vol.4

クワザワホールディングス株式会社 Vol.3 音声

クワザワホールディングス株式会社 Vol.3

クワザワホールディングス株式会社 Vol.2 音声

クワザワホールディングス株式会社 Vol.2

クワザワホールディングス株式会社 Vol.1 音声

クワザワホールディングス株式会社 Vol.1

Vol.474 株式会社銀座コージーコーナー 木村 剛征さん・第1週目 記事

Vol.474 株式会社銀座コージーコーナー 木村 剛征さん・第1週目

Vol.473 株式会社赤ちゃん本舗 代表取締役社長 味志 謙司さん・第4週目 記事

Vol.473 株式会社赤ちゃん本舗 代表取締役社長 味志 謙司さん・第4週目

Vol.472 株式会社赤ちゃん本舗 代表取締役社長 味志 謙司さん・第3週目 記事

Vol.472 株式会社赤ちゃん本舗 代表取締役社長 味志 謙司さん・第3週目

Vol.471 株式会社赤ちゃん本舗 代表取締役社長 味志 謙司さん・第2週目 記事

Vol.471 株式会社赤ちゃん本舗 代表取締役社長 味志 謙司さん・第2週目

Vol.470 株式会社赤ちゃん本舗 代表取締役社長 味志 謙司さん・第1週目 記事

Vol.470 株式会社赤ちゃん本舗 代表取締役社長 味志 謙司さん・第1週目

Vol.469 クワザワホールディングス株式会社 代表取締役社長 桑澤 嘉英さん・第4週目 記事

Vol.469 クワザワホールディングス株式会社 代表取締役社長 桑澤 嘉英さん・第4週目

Vol.468 クワザワホールディングス株式会社 代表取締役社長 桑澤 嘉英さん・第3週目 記事

Vol.468 クワザワホールディングス株式会社 代表取締役社長 桑澤 嘉英さん・第3週目

Vol.467 クワザワホールディングス株式会社 代表取締役社長 桑澤 嘉英さん・第2週目 記事

Vol.467 クワザワホールディングス株式会社 代表取締役社長 桑澤 嘉英さん・第2週目

Vol.466 クワザワホールディングス株式会社 代表取締役社長 桑澤 嘉英さん・第1週目 記事

Vol.466 クワザワホールディングス株式会社 代表取締役社長 桑澤 嘉英さん・第1週目