LEGENDS 岩崎宏美~シアワセノチカラ~

2019年5月



今回は再リリースとなった岩崎宏美さんのカバーアルバム「DearFriends」シリーズについて大特集!
発売された7つのアルバムから1曲ずつ選曲しながら、それぞれのアルバムについて宏美さんに解説していただきました。

まずは「DearFriends」から「止まった時計」
オリジナル版は2003年にリリース。
幼いころに鼻歌でなんとなしに歌っていた歌も、大人になって改めてうたうとこんな歌だったんだなと感じて、楽しくレコーディングできたアルバムだそうです!
ちなみに、第二弾である「DearFriendsⅡ」がおよそ半年後にリリースされているのは、このアルバムがとても好評だったからだとか・・・。

次は「DearFriendsⅡ」から「恋文」
オリジナル版は2003年リリース。
この「恋文」は塩谷哲の演奏するピアノ1本で歌っております。

次は「DearFriendsⅢ」から「Sincerely/Teach Me Tonight with バリー・マニロウ」
オリジナル版は2006年リリース。
バリー・マニロウ氏とのデュエット曲。
レコーディングでは、バリー氏の声が入ったものに歌をレコーディング。隣に英語の先生にいてもらって歌ったそうです。
ラスベガスでのコンサートで初めて一緒に歌ったときには、「君は今ネガティブになっているかもしれないけど、僕はどんなことがあっても君を助けられるから安心しなさい」と声を掛けてくれたとか。
本番ではバリー氏の顔に見とれてしまっていたそうですよ。

次は「DearFriendsⅣ」から「夢で逢えたら」
オリジナル版は2008年リリース。
この「DearFriends」シリーズでは、第一弾から妹の岩崎良美さんとのデュエット曲が収録されています。
デビューからあまり機会の無かったデュエット。最初の頃は宏美さんが「一緒に歌わない?」というと「宏ちゃんとなんてダメです~!」と言って断られ続けていたそうですが、カバーアルバムでとお話したら「おもしろそう!」とふたつ返事でOKしてくれたそうです!

次は「DearFriendsⅤ」から「真夜中のドア」
オリジナル版は2010年リリース。
宏美さん曰く、「由美かおる風ショット」のジャケット。
このアルバムで初めて、美空ひばりさんの楽曲に挑戦しています。というのも、さだまさしさんが、美空ひばりさんのカバーをしているのを聞いて、“演歌をずっと歌っている人以外も歌っていいんだ”と思えたからだそうです。

次は「DearFriendsⅥ」から「人生の贈り物」
オリジナル版は2012年リリース。
こちらは「さだまさしトリビュートアルバム」。
とにかく好きな楽曲がたくさんあるので、選曲が大変だったそうです。
このアルバムのジャケットでは、珍しく前髪をあげた宏美さん。さだまさしさんに見せたら「これは違いすぎるだろ~!」と言われてしまったそうです。

最後は「DearFriendsⅦ」から「ラスト・シーン」
オリジナル版は2014年リリース。
こちらは恩師「阿久悠トリビュートアルバム」。
ジャケットの写真は、デビュー当時から撮り続けてくれていた方が撮ってくれたもの。
宏美さん曰く、ちょっと“魔女っぽい”写真・・・?


以上、7枚のアルバムをご紹介しました。
カバーアルバム「DearFriends」シリーズ。今回は1~7がひとつのボックスになってリリースされます。
このボックスを持ってコンサートに来てくれた方には、宏美さんからサインを入れさせていただきます。
ぜひお手に取ってみてくださいね!