<第一週・ラグビーというスポーツ>
オリンピックの種目としてのラグビーは、7人制ですが、
W杯などの試合では15人のチームで闘うスポーツです。
久和さんは、その人数の多さがひとつの特長だと言います。
久和さんご自身も中学生の時からラグビーに取り組み、
あの名門校・伏見工業高校で活躍された経験の持ち主。
現在は、京都を拠点に全国7か所で小学生を中心にラグビーを教える
「ファンダメンタル・エリートアカデミー藤田塾」を主宰されています。
ラグビーの精神は、勝っても負けても試合が終わった時の
「ノー・サイド」にありますが、
でも、勝つ体験、結果を残す喜びを知るのも大切だと言います。
<第二週・長男・慶和選手、野球かラグビーか>
東京オリンピック・7人制ラグビーでも活躍した藤田慶和選手。
久和さんは、出来れば、息子にもラグビーをやってもらいたい、と思っていましたが、
慶和選手がまだ小学生の頃、ある日「野球をやる」と言い出したことがあり、
藤田家は、ちょっとした騒ぎになります。
その時に久和さんがとった作戦は、ラグビーの楽しさを体験させること。
決して「野球はダメ、ラグビーをやりなさい」とは言わなかった。
これも大切なコーチング方法のひとつだと言います。
<第三週・次男・達成選手の転機>
藤田家の次男・達成選手もNTTドコモ・レッドハリケーンズに所属するラグビー選手。
現在身長192センチ、体重104キロという立派な体格を誇っていますが、
子供の頃は、食も細く、夕食などは最後まで残さず食べるのに、
2時間くらいはかかっていたそうで、当然ほっそりとした体形でした。
ラグビーは、慶和選手の影響から幼稚園の年長から始めますが、
なんと言っても慶和さんは、天才タイプの選手。
お兄ちゃんには勝てないし、
どこへ行ってもお兄ちゃんと比べられるのがコンプレックスでした。
そんな時にニュージーランドにラグビー留学をします。
それが大きな転機になったそうです。
<第四週・ラグビースクール>
久和さんが主宰する「ファンダメンタル・エリートアカデミー藤田塾」では、
《ファンダメンタル=基礎》、スクールの名前どおり、
基礎を教えることを大切にしています。
小学生を中心に教えていて、すでに卒業生の多くが名門校に進み、
ラグビー日本代表選手になっている人もいます。
それがスクールに通う子供達の目標にもなっています。
久和さんが子供達によく言うのは「夢を持て」ということ。
そして、それぞれが楽しみながらも真剣にラグビーに取り組むなかで、
不思議と学校の成績があがることがよくあるそうです。
久和さんは、「勉強は教えていませんよ」と言いますが……。
<第五週・子供は素敵です>
「ファンダメンタル・エリートアカデミー藤田塾」では、
ラグビーの基礎だけではなく、人としての基本も大切にしています。
挨拶は目を見てする、感謝の心を持つ……。
小学生に利他の精神を教えるそうです。
一見難しく思えることですが、久和さんは、子供だからこそ
純粋な心でそれを理解し、実践していくと言います。
その吸収力は、まるでスポンジのようで、
いつも思うのは「子供は素敵」だということだそうです。
藤田塾のサイト
https://www.fujita-rugby.com/
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCQg4UHZFWw8eFPVSEyGVBYw
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