「コケ見っけ! 日本全国もふもふコケめぐり」の著者 藤井久子さんにリモートでお話伺いました!

9月14日(火)お昼ノート

今日は、コケに注目!
近所の壁に生えていたり、苔玉や苔が美しい公園・お寺など、意外と身近にあるコケ。
そんなコケの楽しみ方について、家の光協会から発売されている本
「コケ見っけ! 日本全国もふもふコケめぐり」の著者 藤井久子さんにリモートでお話伺いました!

↓藤井さんお気に入りの「ギンゴケ」



【書籍詳細(家の光ネット)】
http://www.ienohikari.net/book/9784259566951

【ブログ】
https://blog.goo.ne.jp/bird0707

【Twitter】
https://twitter.com/bird0707

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【お昼ノート】
今日教えていただいたお昼ノートは…

あとで見返す楽しみも忘れずに!

苔を観察する際は、結構近づかないとうまく撮影したりできないそう。
地面に這ったり木にもたれかかったりしてカメラやループを持っている姿が怪しく見えることもあり…「自分が苔を観察しているんだ」ということを、わざと独り言を言ったりしてアピールしたほうがよいそうです😂

その場で観察することはもちろん、記録をもとにあとで図鑑で調べたりするときのために、
アップの写真だけでなく、生えている場所の状況が分かる、周辺の木や環境の記録もぜひしておいたほうがよいと教えていただきました!


(ヒノキゴケ)

10倍のルーペ、水を入れた霧吹きなど、苔の観察のために最適な持ち物なども紹介されている今回の本、ぜひチェックしてみてくださいね!

また、実は苔の見頃はこれからの秋!
苔の種類によっては紅葉するものあるほか、春と秋は胞子体ができる時期でもあります。

(胞子体が伸びるセイタカスギゴケ)

教徒の西芳寺(苔寺)、法然院、石川県の苔の里、那谷寺、箱根の苔庭、
青森県の奥入瀬渓流など、紅葉の名所でもあるところはとてもフォトジェニックな写真が撮れそう…!とのことで、お出かけしなくても自宅やその周辺で観察できて密も避けられる苔探索!いい趣味になるかも!?

(環境を壊さない配慮も忘れずに!💦)


↑那谷寺の神社の苔庭にて。ホソバオキナゴケと紅葉(写真は全て藤井さんご提供)