『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』第250回

気になるアーティストを50音順に、坂崎幸之助が独断と偏見で紹介している≪坂番洋楽データファイル≫(略してSYDF) 「ム」の付くアーティストに突入です♪

「坂崎さんの番組」という番組スタジオにて
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■【THE ALFEE】からの大切なお知らせ■
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http://www.alfee.comでご確認ください。
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『ムーディー・ブルース(Moody Blues)』
★1964年に、イギリス・バーミンガムで“デニー・レイン(Lead Vo/G)”を中心に結成された男性5人組のR&B系グループ。
(デニー・レインは、のちにポール・マッカートニーが率いたウイングスに加入しています)
【ムーディー・ブルース】といえば、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエス、EL&P、ジェネシス等と共に、
1960年代~1970年代に世界的なブームになった“プログレッシブ・ロック・ムーブメント”の中心的なバンドの1つですが、
結成当初はR&B系のグループでした。
彼らの最初のヒット曲は、1964年にアメリカの女性R&Bシンガー“ベシー・バンクス”が歌った曲のカバーです。
  ♪ゴー・ナウ(Go Now!)
   *1965年のデビューアルバム『デビュー!(The Magnificent Moodies)』からのシングル。
   *1965年に全英チャートで1位、全米10位という大ヒットを記録。
★翌年1966年に、ベーシストの“クリント・ワーウィック”とリードボーカルでギターの“デニー・レイン”が脱退。
そこで急遽、のちにグループの中心的な役割をになう“ジャスティン・ヘイワード(G/Vocal)”と
“ジョン・ロッジ(B/Vocal)”を迎え入れ、
さらに、当時流行り始めていたメロトロンやシンセサイザーといった電子楽器を導入。
R&B系からプログレッシブ・ロックへと、グループの音楽性をシフト・チェンジ。
生まれ変わった【ムーディー・ブルース】の代表的なシングルヒットはオーケストラとロックの融合となった
コンセプトアルバム、1967年発表の『デイズ・オブ・フューチャー・パスト(Days Of Future Passed)』からのシングル曲。
  ♪サテンの夜(Nights In White Satin)
   *1967年に全英19位を記録しましたが、それから5年後の1972年、
    アメリカ西海岸のラジオ局のDJがこの曲を気に入りOAしたところ、
    全米シングルチャート2位、全英でも9位、カナダで1位と大ヒット。
★【レッド・ツェッペリン】のジミー・ペイジ曰く…
「本当にプログレッシブなバンドは“ピンク・フロイド”と“ムーディー・ブルース”だけだ!」…ということで
ジミー・ペイジも認める、まさにプログレッシブ・ロックの真骨頂ともいうべき曲を!
  ♪クエスチョン(Question) 
   *1970年発表の通算6枚目となるアルバム『クエスチョン・オブ・バランス』からの先行シングル。
   *1970年・全英2位、全米21位。
★アルバム『クエスチョン・オブ・バランス(Question Of Balance)』(1970)は全英アルバムチャート1位、全米3位を記録。
これに続く7枚目のアルバム『童夢(Every Good Boy Deserves Favour)』(1971年)は全英1位、全米2位。
1972年の8枚目のアルバム『セヴンス・ソジャーン(Seventh Sojourn)』は初の全米アルバムチャート1位を達成(全英では5位)。
  ♪ロックン・ロール・シンガー(I'm Just a Singer(In a Rock and Roll Band))
   *アルバム『Seventh Sojourn』からのシングル曲。1973年・全米12位、全英36位。
★このあと、メンバー個人のソロアルバムの制作やレコードレーベルの運営が忙しくなりバンド活動が停滞。
そして1977年、以前に行った“ロイヤル・アルバート・ホール”のでライヴ音源に
スタジオ録音のアウトテイクを5曲加えた企画アルバム『コート・ライヴ+5』の売り上げが思いのほか好調だったことで、
翌1978年には5年ぶりにグループを再始動。
9枚目のアルバム『新世界の曙(Octave)』は、全英アルバムチャート6位、全米13位を記録。
1981年発表の10枚目のアルバム『ボイジャー/天海冥(Long Distance Voyager)』は
全英アルバムチャート7位、全米1位を記録。
  ♪ジェミニ・ドリーム(Gemini Dream)
   *アルバム『ボイジャー』からの1stシングル。1981年に全米12位を記録。
★1980年代に入るとプログレッシブ・ロックの衰退もあり
【ムーディー・ブルース】もELO風のポップバンドへと変身を遂げます。
そして1986年に全米9位となった通算12枚目のアルバム『ジ・アザー・サイド・オブ・ライフ』からのシングルは大ヒット。
  ♪ユア・ワイルデスト・ドリームス(Your Wildest Dreams)
★2018年に『ロックの殿堂』入りを果たした【ムーディー・ブルース】ですが、
唯一のオリジナルメンバーだった“グレアム・エッジ”が引退。
「グレアム無しでのバンド活動はあり得ない」と“ジャスティン・ヘイワード”が言い、解散宣言はないものの
グループとしては事実上の活動停止。
そして、昨年(2021年)“グレアム・エッジ”が80歳で亡くなったことでグループ活動はほぼ終了となっています。


■「ム」で始まるアーティストは【ムーディー・ブルース】で終了。次回からは「メ」に突入します。

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  次の更新はネット局すべてのOA終了後
  2022年7月25日(月)PM9時以降の予定です。
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