パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第11回のゲストは
ジャズギタリストでシンガーソングライター/コンポーザー・井上銘さん
JAZZが大好きな鈴木曜さん、JAZZ関連の方とお話しするのは初めてということで、
色々なお話を聞く事が出来ました。
Q:31歳で、日本のJAZZ界ではまだまだ若手と聞いていますが?
A:上は80代くらいまでいて、下は10代の子がいるので、
10年くらい経って新しいミュージシャンがたくさん出てきて、どんどん移り変わっていると感じるこの頃。
Q:ギターとの出会いは?
A:15歳の時、Led Zeppelinが好きになって、Jimmy Pageがカッコイイと思ってギターにハマった。
そのとき、お父さんがMike Sternのライブに連れて行ってくれて、そこでズキューンときた!
Q:当時、弾いていた曲は?
A:高校生の時は、一番古いJAZZにハマっていて、50年代のビバップや60年代のモードっぽい物にどっぷり。
Q:当時、いろいろなシチュエーションが変わって音楽性とか色々考えたり思う事があったんじゃないですか?
A:最初に思ったのが、高校の時までJAZZのクラシックをやっていて、
18歳の時セッションなどをするようになったら、リアルタイムで生きているミュージシャンが、
その人たちのリアルタイムの音楽をやっているから、全然対応できなくて衝撃的だった。
そこから考える新しい自分が始まったかもしれない。
Q:銘さんのスタイル、今どんな感じで、ご自身をとらえていますか?
A:ミュージシャンをやってきた10年くらいでシーンも変わっていて、10年前に演奏する音楽は上の世代の人たちが多かった、
その中で体験してきたところに音楽をはめてあげると喜ばれていた。
いま、近い仲間を見ていて、そこに合わせなかった友達の音楽を今出てきている10代の子たちがたくさん聞いていたりして、
未来に繋いでいく、音楽もそうあるべきだと思う、そういう歴史の一部になれたらと思っている。
【井上銘さんの自分と向き合って整う曲】
今年リリースされたアルバム
親友でピアニストの魚返明未さんとのデュオアルバム
『魚返明未&井上銘』から
丘の彼方 / 魚返明未&井上銘
Q:この選曲理由は
A:自分の住んでいる近くに川沿いに深夜に行くと「存在が『っぽい人たち』」がいっぱいいて
自分は違う視点で見ていたけど、「俺もここにいる・・」と同じ存在だと気づいた!
せっかくだからと、ここの場所の思い出を曲にしたいと思って、川の深夜の感じを爽やかにかみ砕いて作った。
Q:銘さんの整える時間は?
A:ツアーとかに行って色々な人に逢って、色々な刺激を貰って、帰ってきたとき急に一人になった時に虚無感に襲われる、
一人になった瞬間にガーっと落とす事でフラットに保っていると思って、最近、その虚無感を楽しんでいる自分に気づいた。
面白いと思うのが、自分がギターを弾けていないと心の調子が悪くなって、思い通りコントロール出来ている時は調子が良くて
家で一人で自分のギターの音を聴くという時間が心にも良い!
Q:これからしていきたいことは?
A:コロナ前は、海外に渡航して現地のミュージシャンとセッションを楽しんでいたので、
来年くらいに、現地でのセッションで、1か月くらいどこか行こうと思っている。
【鈴木曜の放送後記】
JAZZミュージシャンとやっと話せた
声が良くて、こんど深夜の河原で二人で話したい
井上銘さんは、爪切りが大好きなので、
またお呼びして、そういう話も聞きたい。
≪井上銘さん今後のライブ予定≫
11月17日 @渋谷7th Floor
11月23日 @ブルーノート東京
詳しくはHPをチェックして下さい
そしてトーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、または、コンパクトミラー(非売品)をプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。
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