梅
さてさて、ファンサイトのカウントダウンもあと2日となりました。(次回放送ではもう終わっていますね。)もう既に落ち着きを失い、眠れない日々です。
30周年コンサート、私にも感慨深いものがあり、1stアルバムからRAINBOW,夢を追う旅人までを順番に改めて拝聴しています。これまでどれ程聴いてきたかわからない数々の楽曲にじわじわと何とも言葉にし難い感情が湧きあがり幾度も涙しました。
繰り返し、「バンド」という在り方と「友達」という在り方を想いました。
仲間という目線から、宮本さんという目の前の奇蹟、その稀有な才能。
魂が澄み、どこまでも無垢で、それ故に闘い続けることを臨み、生きることを全うする為にもがき続けるひと。
ただただ、傷ついてほしくなかった30年だったのではないでしょうか。いつでもそこにいて、宮本さんがどれだけ全力でぶつかってきても応えられるように、弾き続け、叩き続けてきた30年だったのではないでしょうか。一切、ブレることなく。
それは途方もない愛です。
言葉を尽くすわけではなく、そういう想いでずっとそばにいる。
想いを受ける方もまた、たくさんの想いを差し出し続ける。
なんて深い絆だろう。
そんな人に巡り合う人生はそんなにないと思います。
そんな想いでずっとそばにいられる人に巡りあえる人生もきっとなかなかないのでしょう。
4人が出会われた奇蹟を思わずにいられません。友達という核がまず在り、音楽がグッとそのまわりを取り巻き、4人それぞれを必要としながら生きてこられたのですね。
本当に素晴らしいと思います。
わかったようなことを言いました不遜をお許しください。
長くなりましたが質問です。
30年後の4人を思い浮かべた時、どういったシーンが浮かびますか?
「生きてりゃそりゃあ色々あるさ」
「でも何度でも立ち上がって生きてゆこうぜ!」
ライブでいつも宮本さんからいただく言葉です。
いつもそんな声が聞こえてきます。
だからまた、明日を生きられます。
宮本さんは魂でぶつかってきてくださる。私にもいくばくかの魂があり、そこに共鳴が生まれます。真摯に、一生懸命に生きることに向き合ってこられた宮本さんの歌からは生きることの尊さを感じます。
何があっても、それでもどう生きるかなのだと。それはやはりこの30数年の間に宮本さんが歩んでこられたあらゆる想いの中で拾い上げてきた宝物を歌にして、一生懸命に伝えてくださっているからです。 とてつもない説得力を以てそこに立ち続けてくださっているからです。
いまの季節、「桜の花、舞い上がる道を」をよく聴きます。
「思い出は散りゆき、俺が再び咲かせよう」
この、生きてゆこうという覚悟と潔さがこめられた歌詞が格好よくて大好きです。
そしてライブでのバンドの音の一体感!皆さんが呼応しあい、それが音の波となり、その中でいつも打ち震えています。
信頼しあい、互いに誇りに思ってらっしゃるのが伝わってきて熱くなります。
だから何度でも行かずにはいられません。今回のツアーももちろん!楽しみでなりません。
その稀有な才能で革新を続けてこられ、きっとこれからもそう在り続けてゆかれると思います。音楽と在る人生を生きてゆかれると思います。きっとずっと4人で。
私たちもきっとずっとエレファントカシマシと在る人生を生きてゆくと思います。
いつも本当にありがとうございます。