檸檬色のそら
檸檬色の空ってどんな色〜
鈴木は渚さんのこと好きだったんだろうな。
告白できない代わりに、リコーダーの頭を交換したのかもしれませんね。不器用な奴め。
虫好きな息子(1歳)。
ある時、カマキリに初めて出会いました。
興味津々で怖がりません。
カマキリもいける口なのかと、
親がいたずら心でカマキリを捕まえ、ブローチのようにつけてあげました。
仲良くしているので、ちょっと目を離していたら、
カマキリがいません。
どうやら服の中へ入った様子。
慌ててカマキリを探したら、案の定、両鎌を振り上げ、お腹を膨らまし、威嚇ポーズを決めました!
息子びっくり、
カマキリもびっくり。
この世の終わりを迎えたかのように息子は号泣。
そのまま地面に頭をごつんしていまい、カマキリは飛びだってゆきました。
元彼がケーサツのお世話になった話です。
大学生の時、初めて付き合った彼氏にふられました。結婚まで考えていた私が重かったらしいです。初めての失恋でしばらく忘れられずにメソメソして過ごしていました。
ある日、両親と夜のニュースを見ていたら、元彼が警察のお縄になっている映像が流れてきました。男女関係のトラブルでした。
さすがに足元がぐらつき、その夜は寝れませんでした。元彼がかわいそうなんて全く思わず、「こんなやつと付き合ってたのか、おいおい、私の青春返せよw」「当事者じゃないから被害者ヅラできないし、家にも学校にもいづらいよ!」「絶対幸せになってやる」という怒りでした。
数日後に、警察から電話があり取り調べを受けました。内心、どんなもんだろうと興味津々でした。取り調べは金田明夫似の親しみのある刑事さんで、元彼がどんな性格だったのか、聞かれるままにウキウキしながら答えました(笑)。そういえば、取り調べにはカツ丼だと思ってたけど出なかったな。容疑者じゃないから出ないのか。などと考えていたら無性にカツ丼が食べたくなり、帰りにカツ丼を食べました。サクサクの衣にほっとする甘さと暖かいご飯。とても美味しいカツ丼でした。カツ丼の完食とともに私の初めての恋愛が終わりました。
今ではカツ丼が大好物です。しあわせな家庭も築けたしめでたしめでたし。こうやってネタにもできたし成仏できたな私のイタい恋愛。
それにしても男女関係って。
くわばらくわばら。