千葉ロッテ・松川虎生「昨年は悔しいシーズンだったので…」2年目のシーズンにかける意気込みを語る!

藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。3月4日(土)の放送では、前回に引き続き、藤木が千葉ロッテマリーンズのキャンプ地である石垣島を訪れ、松川虎生(まつかわ・こう)捕手にインタビュー取材した模様をお届けしました。


松川虎生選手


◆打席に立って“すごい”と感じたピッチャーは?

藤木:キャッチャーというポジションは、ピッチャーとコミュニケーションを取らないといけないですよね。普段のコミュニケーションは、どのように取っていらっしゃるんですか?

松川:ブルペンや試合のときもそうですけど、練習のときから自分から話しかけに行ったりして“こういうピッチャーなんだな”ということを理解しながらやっています。

藤木:となると、2年目となる今年のほうが、いろいろな情報が蓄積されて、それがプラスに働いていきますよね?

松川:そうですね。すごくプラスに働くと思いますし、“キャッチャーとして何が必要か”ということを考えながらやっていければと思います。

藤木:打席に立って打つときと捕るときでは、(ピッチャーが投げる)球の見え方は違いますか?

松川:全然違います。キャッチャーは下から(ボールが)見えるじゃないですか。でも、バッターは下から見えないですよね。なので、立っているほうがすごく(球速が)速く感じますし、変化球もすごく曲がっているように感じます。

藤木:打席に立って“この人の球はすごいな”と思った投手はいますか?

松川:山本由伸さん(オリックス・バファローズ)は、本当にカーブ以外、全部(の球種)が速かった印象があります。スプリットも、真っすぐ(ストレート)の軌道でスッと落ちたり、そうかと思えばそのまま真っすぐきたり。速い球は全部真っすぐに見えましたね。


(左から)松川虎生選手、藤木直人


◆2年目のシーズンに向けて、克服したい課題は?

藤木:昨シーズンを通して“ここは難しかった”と課題になったポイントはありましたか?

松川:課題はブロッキング(ワンバウンド処理)です。あと、打撃面はすべて課題じゃないかと思っています。

藤木:高校のときと比べると、相手ピッチャーのレベルは違いましたか?

松川:やっぱり140km/h後半の真っすぐでも、高校生とプロでは、球の質と伸びが全然違います。“ここ(バットの芯)で捉えたはずなのにファールになる”とかは、すごく感じました。

藤木:今年のキャンプで、打撃面の克服方法として何か取り組まれていますか?

松川:(これまでは)二段階引く癖があったんですけど、今は“まずしっかりここで固めて、間を取って、自分のポイントでホームベースの前で打つ”ということと、“左膝をやわらかく使って打つ”ということを意識してやっています。

藤木:今シーズンは監督が新しく吉井理人(よしい・まさと)監督になられました。著書を読むと「コーチの仕事は“教えないこと”」「質問で考えさせるという自主性を」と書かれていたので、監督としても自主性を重んじるのか、とても興味深いです。

松川:「これをやれ」と言われることも全然ないので、“自分で考える”ことが本当にすごく大事になっていくんじゃないかと感じています。

藤木:今シーズンにかける、意気込みを教えてください。

松川:まずは開幕スタメンを目標にやっていきたいです。また昨年は(開幕から)良い入りができましたけど、終わってみれば悔しいシーズンだったので、今年は、1年を振り返ったときに“いいシーズンだったな”と思えるように、1日1日を大事にしてやっていければと思っています。チームに貢献できるように、自分の力を発揮できるように頑張っていきたいです。

藤木:まずはAクラス(リーグ3位以内)、そしてリーグ優勝。さらに、その先の日本一を目指したいですよね。

松川:そうですね。(日本一を)目指していますし、その1つのピースとしてはまれるように、勝ちにこだわってやっていきたいと思います。

次回の放送は、3月11日(土)です。「WBC」特集をお届けします。

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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/

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