Reminiscence Vol.521

ユタ・ヒップ特集!

今回紹介するのはドイツ・モダン・ジャズの草分けとしても知られるピアニスト、ユタ・ヒップの「ザ・ユタ・ヒップ・クインテット」。渡米前にドイツで録音した貴重な1枚をレミニセンス。

<ユタ・ヒップ プロフィール>

9歳からピアノを始め、ジャズが弾圧されていた戦時中のドイツで中でアンダーグラウンドでジャズの集いに参加。

その後、ミュンヘンに移り、ジャズピアニストとして活動をスタート。

1955年にアメリカに移住し、ブルーノートと契約。

ヨーロッパ系の女性ジャズピアニストとして注目を浴びた。

千尋曰く!
「アメリカとヨーロッパのジャズの違い、どちらかというとヨーロッパのジャズミュージシャンはクラシックで訓練された方が多いですね。私はユタ・ヒップの演奏が本当に好きです。ビバップの伝統にのっていながらも繊細でガラスのような、壊れてしまいそうな儚さも持つ、そんな彼女の個性が音楽に出てると思います。」

♪オンエアリスト♪
Cleopatra
Mom Petit
Don't Worry About Me
Variations
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