住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」（毎週月曜～金曜 9:00～11:00）。毎週金曜日に放送しているコーナー「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。5月26日（金）の放送は、「20歳差の“年の差恋愛”……交際を進めるか否か迷っている」という相談を紹介しました。

※写真はイメージです

＜リスナーの相談＞
みなさんは年齢差のある恋愛はどう思いますか？ 今まで相手と2～3歳差の恋愛しかしたことがなく、今回の相手は20歳の差があります。まだ正式に付き合っていませんが、年齢差を考えると迷いが生じます。好きなのは確かなのですが、かなり悩んでいます。（東京都 20代後半 会社員）

このメッセージに住吉は「今一番役に立つのは、みなさんの経験談な気がします。そのぐらいの年の差の恋愛で難しかったことや、『お付き合いしてよかったよ』という具体的な体験談をいただけたら参考になると思います」とリスナーに呼びかけました。

パーソナリティの住吉美紀

――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。

◆相手との内面のつながりが大切
現在進行中で年の差恋愛中です（約二回り差）。結論ですが、私は「彼」がよかったです。「年上の男性」がよかったとは言い切れません。人それぞれ、お相手それぞれなので。

年上だと「気持ち的・経済的に余裕がありそう」と思われがちですが、必ずしもそんなことばかりではありません。でも、彼とは大事にしたいことや笑いのツボ、そして苦手なものが似ているのでストレスが少ないです。

人生経験が多い彼と付き合って、日本史や芸能、音楽などたくさんのことを知れました。それまでは、自分の認知の枠内で勝手に決めつけていたことが多々あり、それがいかにもったいないことかもわかりました。「私の人生には、この人との出会いが必要だったんだ」と思います。

なので実年齢より心と精神のつながり、会話なのかなと思います。人生でご縁のある方、そのなかからお互いに好意を寄せて恋愛に発展する人は、ほんのわずかです。楽しい時間を過ごせますように。（東京都 30代後半 女性 会社員）

◆相手の“老い”を考える覚悟は必要
嫌なことを言いますが、やめておいたほうがいいです。
私は夫と3歳差の夫婦です。60代中頃から、お互い本当に老いを感じてきました。この先2人とも長生きはできるかもしれないけれど、活動的に元気でいられて、２人で思うように活動できるのは、たぶんあと10年だねと話し合っています。もし年が離れている方と結婚した場合は、これを考え始めるのが、うんと早くなるわけです。

好きなら楽しい毎日になるとは思うけれど、好きな相手の老いに直面するとき、本当に寂しいものです。その日が来ることを考えると本当に寂しくて、私も夫も相手より後に生き残る時間が怖いと思っています。歳が離れていても、好きになる気持ちは本当にわかります。でも、好きなほど、お別れの時期が早く来るのはつらいです。（東京都 60代前半 女性 専業主婦）

◆自分の気持ちに素直になろう
好きなら年齢差は関係ありません。私の今のパートナーは、17歳年下の外国の人です。
私は年下好きで、彼は年上が好きなのでマッチングしました。ただ、結婚はしませんし、彼はそのうち外国へ行くそうなので別れることになると思いますが、年齢はただの数字だと思っています。日本人は年齢にこだわる人が多いと思いますが、外国人は気にしない人のほうが多いです。好きなら素直に自分の気持ちに従うのがベストだと思います。（神奈川県 40代後半 女性 その他）

◆年が離れているからこその“楽しみ”もある
私は、23歳差の“年の差婚”をしました。今年で結婚10周年になります。普段、過ごしているときに違和感がなく安心して過ごせるお相手なら、年の差なんて関係ないと思います。
ただ、年上の夫は「俺がいなくなったら……」ということを、ときどき考えているみたいですが、「私は自分の意思で結婚したのだから気にしないで」といつも言っています。音楽や映画の話題など、ジェネレーションギャップがあるのが、逆にいつも面白いです。（埼玉県 30代前半 女性 専門職/クリエイティブ職）

＜番組概要＞
番組名：Blue Ocean
放送日時：毎週月曜～金曜9:00～11:00
パーソナリティ：住吉美紀
番組Webサイト：http://www.tfm.co.jp/bo/