吉岡聖恵「ドヤ顔で楽しんで歌っちゃいました」初めての“路上ライブ”＆いきものがかり加入秘話を語る
女優・ミュージシャンの松下奈緒がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「Grand Seiko presents My Time My Story」（毎週土曜12:00～12:25）。月替わりでゲストをお迎えして、“願いが叶ったときのこと”や“達成したときの喜び”、“心躍る瞬間”について伺っていくプログラムです。2024年1月のマンスリーゲストは、いきものがかり・吉岡聖恵さん。この記事では「初めての路上ライブ」について伺った1月13日（土）放送の模様を紹介します。
◆心躍る瞬間「初めての路上ライブ」
松下：今月は、いきものがかりの吉岡聖恵さんをお迎えして“心躍る瞬間”についてお伺いしています。今週はどんな“心躍った瞬間”でしょうか？
吉岡：「初めての路上ライブ」です！
松下：いきものがかりさんは、路上ライブがスタートだったんですよね。どういうきっかけで路上ライブを始めたのですか？
吉岡：ちょうど私が中学生の頃だったと思いますが、ゆずさんが路上ライブ出身で“いいなぁ、私も駅前で歌ってみたい”と憧れて……。
松下：でも、そう簡単には実現できませんよね？
吉岡：できなかったです。当時は楽器も弾けませんでしたし、中学生なので親の許可も必要……というのもあって。それから、私が高校1年生になったときに、1つ上の兄が（当時のいきものがかりの）メンバーと音楽友達で「いきものがかりが女性ボーカルを募集しているよ」と教えてくれたんです。
松下：なるほど。
吉岡：私が家で歌っていたら、兄のバンド仲間が「お前の妹、ちょっと良くない？」みたいに言ってくれて。私も「バンドをやりたい」、向こうも「女性ボーカルを探している」ということで。
松下：みんながハッピーな。
吉岡：需要と供給が（笑）。
松下：そこで一致したわけですね（笑）。
吉岡：“じゃあ、行ってみよう！”ということになりまして、1999年11月3日に小田急線沿いの相模大野という駅で、突如（路上ライブをする）2人のところに飛び入り参加したんです。それがきっかけで（いきものがかりに）加わりました。
松下：ちなみに、そのときは何を歌われたのですか？
吉岡：やっぱり、ゆずさんでしたね。リハーサルとかもできないので、キーだけ合わせて「夏色」という曲を歌いました。
松下：初めての路上ライブは、どんなお気持ちでしたか？
吉岡：もう興奮しちゃって（笑）！（もともと、いきものがかりは）男子メンバー2人でやっていたんですけど、女子校がある駅で（路上ライブを）していたんですよ（笑）。
松下：（笑）。高校生の頃って、楽器ができたりすると“カッコいい”って思いますよね。
吉岡：（2人は）そういうモテたい気持ちもあったみたいです（笑）。だから（飛び入り参加した日も）既に女子高生のお客さんもいて、（自分を見て）“誰、この子？”みたいな感じのなかで、緊張もしていたと思うんですけど、ドヤ顔で楽しんで歌っちゃいました。
松下：良い経験として思い出に残っているのですね。
吉岡：図々しいけれど、良い経験ですね。やっぱり楽しかったです。
松下：その頃の“人前で歌う”とか、“ライブをして興奮する”という経験は、今に通じている部分はありますか？
吉岡：すごくあります。路上ライブもやっていたんですけれど、JUDY AND MARYさんに憧れて、高校ではコピーバンドをやっていました。でもなぜか、（通常のライブより）路上ライブのほうが緊張しなかったんです。
松下：それはなぜでしょう？ 屋外だからですか？
吉岡：両方とも好きだったのですが、路上ライブは（観客の反応が）分かりやすいんですよ。“（歌が）良かったら立ち止まってくれる”から。
松下：なるほど！
吉岡：立ち止まってくれているあいだは“（自分たちの演奏を）気に入ってくれている”ということなので安心しますし、人がいなかったらいなかったで“誰も聴いていないから思いっきり歌おう”みたいなところもあって、どちらにしろ、意外とプレッシャーが少ないんです。
＊
松下：当時のライバルというか、近くで路上ライブをしているバンドはいましたか？
吉岡：私たちは、小田急線沿線のいろいろな駅をまわって（路上ライブに）チャレンジしていたのですが、新百合ヶ丘駅は人がビュンビュン通り過ぎてしまうところで、いつも全然人が集まらなくて、すごく落ち込んでいたんです。
でもそこで、小さなライブハウスぐらい人を集めているグループがいて“悔しいけれど、完全に負けてる”って思う人たちがいたんです。数年前に知ったんですけれど、それが狩野英孝さんのグループだったんですって！
松下：えぇ!?
吉岡：そのことを人づてに聞いて。当時、（新百合ヶ丘駅では）どんどん人が（立ち止まることなく）通り過ぎちゃっているのに“（狩野さんのグループは）すごいなぁ”と思っていました。
＊
＜吉岡さん衣装＞
シャツワンピース、ジレ、スカート：RE SYU RYU/リシュリュ
ネックレス：temtem/テムテム
イヤリング：in or U/インオアユー
スタイリスト：沓澤りさ
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1月13日放送分より（radiko.jpのタイムフリー）
聴取期限 2024年1月21日（日） AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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＜番組概要＞
番組名：Grand Seiko presents My Time My Story
放送日時：毎週土曜 12:00～12:25
パーソナリティ：松下奈緒
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/mystory/
（左から）松下奈緒、吉岡聖恵さん
◆心躍る瞬間「初めての路上ライブ」
松下：今月は、いきものがかりの吉岡聖恵さんをお迎えして“心躍る瞬間”についてお伺いしています。今週はどんな“心躍った瞬間”でしょうか？
吉岡：「初めての路上ライブ」です！
松下：いきものがかりさんは、路上ライブがスタートだったんですよね。どういうきっかけで路上ライブを始めたのですか？
吉岡：ちょうど私が中学生の頃だったと思いますが、ゆずさんが路上ライブ出身で“いいなぁ、私も駅前で歌ってみたい”と憧れて……。
松下：でも、そう簡単には実現できませんよね？
吉岡：できなかったです。当時は楽器も弾けませんでしたし、中学生なので親の許可も必要……というのもあって。それから、私が高校1年生になったときに、1つ上の兄が（当時のいきものがかりの）メンバーと音楽友達で「いきものがかりが女性ボーカルを募集しているよ」と教えてくれたんです。
松下：なるほど。
吉岡：私が家で歌っていたら、兄のバンド仲間が「お前の妹、ちょっと良くない？」みたいに言ってくれて。私も「バンドをやりたい」、向こうも「女性ボーカルを探している」ということで。
松下：みんながハッピーな。
吉岡：需要と供給が（笑）。
松下：そこで一致したわけですね（笑）。
吉岡：“じゃあ、行ってみよう！”ということになりまして、1999年11月3日に小田急線沿いの相模大野という駅で、突如（路上ライブをする）2人のところに飛び入り参加したんです。それがきっかけで（いきものがかりに）加わりました。
松下：ちなみに、そのときは何を歌われたのですか？
吉岡：やっぱり、ゆずさんでしたね。リハーサルとかもできないので、キーだけ合わせて「夏色」という曲を歌いました。
松下：初めての路上ライブは、どんなお気持ちでしたか？
吉岡：もう興奮しちゃって（笑）！（もともと、いきものがかりは）男子メンバー2人でやっていたんですけど、女子校がある駅で（路上ライブを）していたんですよ（笑）。
松下：（笑）。高校生の頃って、楽器ができたりすると“カッコいい”って思いますよね。
吉岡：（2人は）そういうモテたい気持ちもあったみたいです（笑）。だから（飛び入り参加した日も）既に女子高生のお客さんもいて、（自分を見て）“誰、この子？”みたいな感じのなかで、緊張もしていたと思うんですけど、ドヤ顔で楽しんで歌っちゃいました。
松下：良い経験として思い出に残っているのですね。
吉岡：図々しいけれど、良い経験ですね。やっぱり楽しかったです。
松下：その頃の“人前で歌う”とか、“ライブをして興奮する”という経験は、今に通じている部分はありますか？
吉岡：すごくあります。路上ライブもやっていたんですけれど、JUDY AND MARYさんに憧れて、高校ではコピーバンドをやっていました。でもなぜか、（通常のライブより）路上ライブのほうが緊張しなかったんです。
松下：それはなぜでしょう？ 屋外だからですか？
吉岡：両方とも好きだったのですが、路上ライブは（観客の反応が）分かりやすいんですよ。“（歌が）良かったら立ち止まってくれる”から。
松下：なるほど！
吉岡：立ち止まってくれているあいだは“（自分たちの演奏を）気に入ってくれている”ということなので安心しますし、人がいなかったらいなかったで“誰も聴いていないから思いっきり歌おう”みたいなところもあって、どちらにしろ、意外とプレッシャーが少ないんです。
＊
松下：当時のライバルというか、近くで路上ライブをしているバンドはいましたか？
吉岡：私たちは、小田急線沿線のいろいろな駅をまわって（路上ライブに）チャレンジしていたのですが、新百合ヶ丘駅は人がビュンビュン通り過ぎてしまうところで、いつも全然人が集まらなくて、すごく落ち込んでいたんです。
でもそこで、小さなライブハウスぐらい人を集めているグループがいて“悔しいけれど、完全に負けてる”って思う人たちがいたんです。数年前に知ったんですけれど、それが狩野英孝さんのグループだったんですって！
松下：えぇ!?
吉岡：そのことを人づてに聞いて。当時、（新百合ヶ丘駅では）どんどん人が（立ち止まることなく）通り過ぎちゃっているのに“（狩野さんのグループは）すごいなぁ”と思っていました。
＊
＜吉岡さん衣装＞
シャツワンピース、ジレ、スカート：RE SYU RYU/リシュリュ
ネックレス：temtem/テムテム
イヤリング：in or U/インオアユー
スタイリスト：沓澤りさ
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1月13日放送分より（radiko.jpのタイムフリー）
聴取期限 2024年1月21日（日） AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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＜番組概要＞
番組名：Grand Seiko presents My Time My Story
放送日時：毎週土曜 12:00～12:25
パーソナリティ：松下奈緒
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/mystory/
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