パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第74回ゲストは、ミクソロジーの第一人者で、
スピリッツ&シェアリング株式会社 代表・南雲主于三さん
新しいスタイルのカクテルとしてロンドンから広まったと言われる
『ミクソロジー』の第一人者として活躍されている南雲さん、
カクテルの意外なお話、カクテルの世界の最新情報!
そして「心と体の整え方」をじっくり伺います。
Q:ミクソロジーについて教えて下さい?
A:ミックスとオロジーという言葉が合わさった言葉で、だいたい1990年代くらいから前衛的なカクテルの総称として使われ始めたのが最初。
ミクソロジーカクテルとクラシックカクテルに分かれる。
クラシックカクテル→マティーニ、ギムレット、ジントニック、ハイボール
ミクソロジーカクテル→発酵技術や、遠心分離機を使って飲み物じゃなかったものが飲み物になっているような物
Q:バーテンダーでもあるんですか?
A:2006年にイギリスへ行って料理店で働いていた。
アメリカ・NYとイギリス・ロンドンはバー文化では大きい場所!
色々な人種と色んなスタイルが集まっているのはロンドン
Q:ミクソロジーの第一人者ですが、代表的なミクソロジーカクテルは?
A:例えばトマトのカクテルで有名なブラッディ・メアリーがありますが
ミクソロジーカクテルでは「透明」!トマトの水分だけを抽出したものでカクテルを作って呑むとカプレーゼの味がする。
ほかにもブルーチーズのマティーニがあって、透明なんだけどブルーチーズの味がするなど
どうやってこういう液体を作ったのか分からないようなカクテルを作ることが出来る。
年々新しい技術が入ってきていて、最近では『タガメの雄のフェロモン』が洋梨や青りんごの薫りがするので
ソレを抽出したお酒を作ったりしている。
Q:最新の技術はどうやって取得しているんですか?
A:料理業界が一番最先端で、お酒業界→製菓→コーヒーという順番で技術が移っていく。
料理の業界もどこから技術などが来るかというと研究室や研究施設・ラボとかがある。
Q:お店が銀座などにありますが満員御礼ですね?
A:いまは8割くらいが外国人、銀座はお茶のミクソロジー、虎ノ門ヒルズはカカオのコンセプト。
店舗によってコンセプトが違う。
会社の趣旨や掲げているビジョンが新しい価値の創造で、「こういうのを作ってほしい」・「こういうのある?」と言われた時に
既存のカクテルからだと難しかったり応えきれない事が多かったけど、その延長にクリエイティブな世界があると分かった。
【ミクソロジーの第一人者で、スピリッツ&シェアリング株式会社 代表・南雲主于三さん】
haru / haruka nakamura
ちょっと落ち着いた聞き心地が良い曲が好き。
お店のBGMの選曲も自分でするけど、そういう方向性の曲が多い。
Q:整ったり、自分と向き合う時間は?
A:お店が閉まった後、客席側からお店を見る
すると普段見えないものが見えたりする。
身だしなみでは、着る服を悩みたくないのでモノトーン系が好きなのでモノトーン系で揃えている。
Q:これから挑戦してみたい事は?
A:新しいこととして香水(フレグランス)のカクテル化を考えている。
嗅覚で嗅いで・飲み物で呑んで体の中を整えるカクテルを作りたい。
食べられる・飲めるフレグランスを作る。
【鈴木曜の放送後記】
ミクソロジーという概念は
新鮮で雷を打たれたような感じでクリエイティブなアートな感じを抱いた。
トーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。
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