気になるアーティストを50音順に、坂崎幸之助が独断と偏見で
紹介している≪坂番洋楽データファイル≫(略してSYDF)
今回は「ヒ」の付くアーティスト5回目です。
『ピーター・ブラウン(Peter Brown)』
★1953年7月11日、イリノイ州ブルーアイランド生まれ(64歳)。
1970年代からフロリダ州マイアミを拠点に、
ディスコ音楽をメインとしたシンガーソングライターとして活動。
当時、全世界を席捲した【KC&ザ・サンシャイン・バンド】で知られる
“TKレコード”から1977年デビュー。
翌78年にリリースした2ndシングルは、彼にとって最大のヒットとなりました。
♪ダンス・ウィズ・ミー(Dance With Me)
*1978年・全米8位を記録
★1980年代に入ってからはソングライターとして活躍。
その代表曲はマドンナの「マテリアル・ガール」(1985年・全米2位)!
『ピーター・フランプトン(Peter Frampton)』
★1950年4月22日、イギリス・ロンドン生まれ(67歳)。
高校の時、アイドルバンド【ハード】に参加。
その後【ハンブル・パイ】【フランプトンズ・キャメル】などを経てソロ活動をスタート。
1974年から、ライヴツアーで全米各地をくまなく回り、
1976年にツアーの模様を収録した2枚組のライヴアルバム
『フランプトン・カムズ・アライヴ(Frampton's Comes Alive!)』を発表。
これが、ライヴアルバムにかかわらず全米アルバムチャート1位を獲得!
売り上げも1000万枚突破という驚異的な大ヒットに。
もちろん、このアルバムからシングルカットされた3曲はいずれもヒットしています。
♪ショー・ミー・ザ・ウェイ(Show Me The Way)
*1976年・全米シングルチャートでは6位まで上昇。
*この曲で使われてるトーキング・モジュレーターは、
フランプトンの成功で、その後プロ・アマ問わず使われるように。
★1977年、ピーター・フランプトンはオリジナルアルバム
『アイム・イン・ユー(I'm In You)』をリリース。
ここからの1stシングルは、彼にとって最高のシングルヒットとなりました。
♪アイム・イン・ユー(I'm In You)
*1977年・全米2位を記録。
★1980年代からは高校の先輩、デヴィッド・ボウイのアルバムへの参加をはじめ、
数々のアーティストのアルバムやライヴにギタリストとして参加しています。
『ピーター・ポール&マリー(Peter,Paul & Mary)』
★1961年、アメリカ・ニューヨークで結成したフォークトリオ。
メンバーはピーター・ヤーロウ(79歳)、ポール・ストゥーキー(12/30には80歳)、
そして紅一点、マリー・トラヴァース(2009年72歳で亡くなっています)。
1962年に「レモン・トゥリー」でデビュー。
1stアルバム『ピーター・ポール&マリー』には「レモン・トゥリー」のほか
「500マイル」「花はどこへ行った」など収録。
その1stアルバムからシングルカットされ、
ピート・シーガーでおなじみの曲が初の全米トップテンヒットに!
♪天使のハンマー(If I Had A Hammer)
*1962年・全米10位。
*この曲でグラミー賞「最優秀ポップグループ賞」を受賞。
★翌1963年、2ndアルバム『ムーヴィング(Moving)』をリリース。
ここから、ピーター・ヤーロウが大学時代に作った曲をシングルとしてリリースすると、
これも大ヒット!
♪パフ(Puff The Magic Dragon)
*1963年・全米2位。
♪風に吹かれて(Blowin' In The Wind)
*1963年・全米2位。
*「パフ」に続いてリリースされたボブ・ディランのカヴァー。
★「パフ」「風に吹かれて」いずれも全米2位で1位に手が届かなかったPPMですが、
1969年、ジョン・デンバーが作った「悲しみのジェット・プレイン」のカヴァーで
念願の全米ナンバーワンを獲得。
♪悲しみのジェット・プレイン(Leaving On A Jet Plane)
*1969年・全米1位。
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11月13日(月)21時以降となります。
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