ジョアン・ジルベルト

Reminiscence Vol.365


今回はジョアン・ジルベルトの「三月の水」。今年の7月に亡くなったボサノヴァの神様による、ギターと歌にシンバルのみというシンプルな編成ながら最高傑作と言われる1枚をレミニセンス。

<ジョアン・ジルベルト プロフィール>
1931年ブラジル・バイーア州ジュアゼイロ生まれ。
1958年に最初のボサノヴァ・ソングと言われている「想いあふれて」、1962年には当時の妻であるアストラッド・ジルベルトとの「イパネマの娘」の他、数々の名曲を世に出し、アントニオ・カルロス・ジョビンらと共にボサノヴァ・ブームを巻き起こした。
2019年7月6日に88歳で永眠。

千尋曰く!
「ジョアン・ジルベルトは音楽史に残る、ベートー・ヴェン、バッハ、モーツァルトと並ぶ作曲家だと思います。亡くなられたニュースを知った時はとても驚いたんですけど、ジョアン・ジルベルトの曲はずっと聴いていくと思います。今では普通と思われるかもしれませんが、この歌い方、このギタープレイは彼が生み出したもの。テクニック云々ではなく、クリエイトした、無から有を作り出したのがすごいですね。」

♪オンエアリスト♪
三月の水
ベベウ
バイーア(靴屋の坂道で)
イザウラ