東京から電車で北に1時間弱。茨城県、牛久市。
緑溢れるのどかな景色の中に凛と構えるヤマイチ味噌は、この地で昭和37年に創業。
それから今年で60年ほどになる味噌蔵を訪ね、
3代目となる坪井孝賢(つぼい・たかまさ)さんにお話を伺いました。
地元では知らない人はいないほど、親しまれた味を提供しながら、
「この業界ではまだまだひよっこ」と語ります。
こだわりは、おもに茨城産の大豆・コシヒカリなど、地元の材料を使うこと。
そして、最近では珍しくなった木桶(きおけ)で仕込むこと。
工場の中には、杉の木でできた大きな桶がいくつも並んでいます。
常時15種類ほどのお味噌を作っているそう。
配合や発酵の時間、麹の量によって味が変わってくる。
ちなみに、2年間発酵を進めた赤味噌を買ってかえった私(スタッフM)。
自宅で豆腐のお味噌汁にしましたが・・・絶品でした。
味噌作りの工程で、特に難しいのは麹作り。
気候や時期に左右されるため、いつも臨機応変。
相手は目に見えない微生物、どうやったらしっかり働いてもらえるか、
常に考えながら、経験を頼りに味噌を仕込みます。
そのため仕込みの時期は早朝から深夜まで不規則な生活となることも多くハード。
それでももっとたくさんの人に味噌の魅力を知ってほしいと語っていました。
繰り返し口にするのは「ほっとする味」「お客さんに美味しいと言ってもらう」
そして、「地域に根ざす」という言葉。
「お味噌汁」 と聞くだけで、日本人なら誰もがほっと温まる
“にっぽんの味”。日本の家庭、生活の味が集約された、象徴のような一杯のお椀――
原材料の息遣いをしっかりと聞いて、地域に根ざす味を、
丁寧に作り続ける“ヤマイチ味噌”。
そんなお味噌から作る一杯のお味噌汁が、地域に愛されるだけでなく、
地元を離れた人たちとふるさとを繋げる、暖かさになっているのかもしれません。
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