SCANDALがパーソナリティを務める新しい番組「SCANDAL Catch up Supported by 明治アポロ」
英語で「最近どう?」という意味の「Catch up」そのままの、フランクな内容でトークします。
HARUNA:今日もお菓子と共にお届けします。
今週はですね…キャッチアップの「手作りジングル」が思わぬ展開を迎えまして…この問題について掘り下げていきたいと思います。
TOMOMI:なになに??
MAMI:思わぬ展開??
RINA:何があったん?
HARUNA:題して…
「ジングル え、そーなる?
〜ググる! さぐる! スキャンダル!〜」
RINA:さらにわからなくなってきた…
HARUNA:TFMで特番をやった時に、民族楽器を演奏して作った「ジングル」について、あらためてしっかり取り組みたいと。そして「え、そーなる?」が復活しました。
(スタッフ注:「エターナル」リリース時の企画が「え、そーなる?」でした)
RINA:なんかなつかしい
HARUNA:そもそも、なんで民族楽器でジングルを作ろうとなったか…
それは、ディレクターの河合ちゃんが「こんなのありますよー」って民族楽器を揃えてくれて、単に「これでジングル作ったら面白そう!」という流れです。きっかけは本当にこれだけです。そして、今まで2種類の「ジングル」を作りました。
→ちなみに、この2種類です
※2021年3月22日 #33
祝!番組1周年の企画として「ボロボロミニ」を使ったジングル
※2021年1月31日 #100
祝!100回記念の企画として4種類の民族楽器を使ったジングル
HARUNA:一回目に全員で演奏した「ボロボロミニ」はマダガスカルの楽器です。
最新ジングルで使った楽器は、西アフリカ発祥の「アサラト」、バリの「バードホイッスル」、アフリカ原産の「7弦ココナッツカリンバ」 そして、バリの「ゲンゴン」…
TOMOMI:私が「バードホイッスル」
RINA:「アサラト」!
HARUNA:「7弦ココナッツカリンバ」
MAMI:私が「ゲンゴン」です。
HARUNA:「ゲンゴン」が、思わぬ展開のきっかけでした。
この「ジングル」を作ったTFMの特番がネット記事になりまして、放送内容が紹介されまして…一通のメールをいただきました。日本口琴協会広報室の小島めぐみさんからのメールです。
<メール抜粋>
バリ島のゲンゴンであると書かれていますが、フィリピンの少数民族が持つクビン(クンビン)か、ベトナムやラオスなどの山岳地域に住む民族の口琴に見えます。バリのゲンゴンはクビンによく似ていますが、本体の先に紐がついており、もしSCANDALの方が持っている口琴がバリのゲンゴンであれば、紐のないめずらしい口琴だと思いました。
HARUNA:もしかしたら珍しいタイプの「ゲンゴン」かもしれない…ならば、これはいったいどこの楽器なのか…ディレクターの河合ちゃんが購入したお店に問い合わせをしました。
ティラキタというお店の山中さんに連絡をしました。
<メール抜粋>
当店の商品をご使用いただき、盛り上がったとのこと嬉しい限りです。
日本口琴協会広報室の方からゲンゴンに関する質問をいただいたとのこと、当店でも確認させていただきましたが、ご購入いただいたものは、間違いなく「バリのゲンゴン」になります。バリ島から仕入れているものですので、間違いないと思います。特に珍しいものだという認識はなかったのですが、口琴協会のかたがおっしゃるのであれば、そうなのかもしれません……
HARUNA:この回答を踏まえて、再度、日本口琴協会広報室の小島めぐみさんとやりとりをさせていただいたところ…メールをいただきました。
<メール抜粋>
ゲンゴンに関しては、確かにバリ島の一部の民族が持っている伝統楽器ではあるのですが、観光地でもあるバリ島の伝統文化の楽器としてお土産で販売されています。以前は紐付きのゲンゴンが売られていましたが、最近は演奏しやすい形のものが登場しているらしいです。この口琴は「どこのどの民族」ということではなく、バリ島のお土産品として販売されているようです。確かに「めずらしいものではない」というのは正しい表現のように感じます。
こういう傾向はバリ島に限らず、世界的に民族文化が注目されるようになって、少数民族の持つ楽器や衣服などがお土産としてよく売れるようになったからのようで、その民族の伝統の一端を「伝える」という形では役に立っているのでしょう。お土産品として生産されているということは、人気商品なのかもしれません。人気だから、改良して商品開発するということなのでしょう。口琴に限らず、民族文化が注目される一方、伝統的な形式とは違った、新しい文化の流れがあるように感じます。
RINA:なるほどーそれだけ人気ってことやね
HARUNA:お土産用の「ゲンゴン」が存在するということなんだね。ということで、バリのゲンゴンであることは間違いないということですが、ただ、どこのどの民族か、というのは…お土産として人気が出るにしたがって薄まっていく傾向にあると。それは世界的にも、よく見られる傾向になってきてると。
HARUNA:あの「ジングル」がきっかけとなって、ここまで広がるとは…
RINA:まさかの展開…
MAMI:ほんとにいろんな人が聴いてくれてる…って思うね
HARUNA:日本口琴協会広報室の小島めぐみさんによると。MAMIのゲンゴンはうまいらしいよ、才能あるんじゃない?
RINA:さすが
MAMI:才能あるのかな…
HARUNA:ということで、民族楽器について、さらに理解を深めたところで…みんなでもう一度演奏してみよう!だって…
TOMOMI:え!?
RINA:今日もやるの!?
HARUNA:うん、新曲!
新録のオリジナルジングル、ぜひお聴きいただけたらと!
たくさんの方々に支えられております。
皆さんそれぞれの、体験、経験、感じ方、考え方…などなど、
メールは「わがまま」に「好き勝手に」 ご自身を解放してください!
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#105はこちらから!
What's SCANDAL Catch up!?
結成、デビューから10年超のキャリアを持ち、最近では国内のみならず世界各国にも熱狂的なファンもつ4人組ガールズバンド”SCANDAL”
メンバー4人が放つ「空気」や「興味」、そして「おしゃべり」をもっと身近に感じてもらうために、英語で「最近どう?」という意味の「Catch up」そのままの、フランクな内容でお届けするラジオ番組。