長崎県にある大村湾の一角に、
色とりどりの小さなガラスが敷き詰められた砂浜があります。
日に照らされると、キラキラと輝いて
インスタ映えスポットとして人気です。
実はこのガラス、湾の環境をよくするために敷き詰められています。
2000年頃の大村湾は、海の中に、栄養が溜まりすぎて
魚介類が住みにくい海になっていました。
そこで、水質改善効果のあるアサリなどの二枚貝を育てて
湾内の環境改善をしようということになりました。
そこで、廃棄されたガラスを再利用してつくった人工砂を海岸に敷いたところ、
アサリの赤ちゃんがきちんと育ち、
水質改善しながら、たくさんの人に愛される海岸になりました。
ちなみに、ガラスは危なくないよう磨かれているので、ご安心ください。
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