実際の日食の見え方について
実際の日食の見え方について
ソラジオトーク from OKAYAMA
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実際の日食の見え方について
京都大学岡山天文台 戸田さんにうかがいました。
日食とは、
太陽・月・地球が一直線上に並んだ時に月が太陽を隠す現象です。
日食の種類は、3種類。
部分日食
太陽の一部が月によって隠れる現象
皆既日食
月が太陽全体を隠す現象
金環日食
月が太陽を隠すが、太陽の方が月より大きく見えるため
輪っか(リング)のように見える現象。
ここまでは、みなさんがよく知っている内容だと思います。
皆既日食時は、月によって全体が隠されますが、
全体が隠れたときに月のまわりから白く刷毛ではいたような線が見えてくる。
これは、太陽のコロナが見えているそうです。
写真を撮り忘れるくらい、非常にきれいだそうです。
この現象は、伝えるなら暗い空が吸い込まれていっているかのよう。
普段みる日食の図(絵)は平面でみることが多いかと思います。
図のみをみると1カ月(約27日)に1回 月は地球を公転しているため
12回日食があるのでは?同様に、月食も12回ある?
しかし、月の軌道は、太陽の軌道に対して傾いているため
太陽・月・地球と一直線に現象になるのは、年に2回から3回。
計算上は、年間5回おきることもあるようです。
また、月は地球の約4分の1サイズであるため、地球全体を月が隠すことはありません。日食現象を見られる地域が限られるということです。
Q. 地球からみると太陽は固定されている?
A. 固定されているように見える。太陽を中心に公転しているから。
ただ、太陽は、銀河をまわっている。
Q. 太陽系以外に惑星ってあるの?
A. あります。太陽系外惑星といいます。
恒星(自ら輝く星)のまわりを回っている惑星を今探している。
また、我々が住む地球は、太陽系ですが、恒星(太陽)が1つの系は、少数派だそうです。
京都大学岡山天文台 戸田さん ありがとうございました。