住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」。2月20日(月)放送のコーナー「Blue Ocean ちょい旅プラス」では、茨城県で開催中の「水戸の梅まつり」を紹介しました。
美しく咲く水戸「偕楽園」の梅
◆4年ぶりの通常開催となった「水戸の梅まつり」に注目!
「水戸の梅まつり」は、日本三名園の1つ「偕楽園」と、水戸藩の藩校として有名な「弘道館」を中心に開催される、水戸に春を告げる一大イベントです。
今回の放送では、127回目を迎えた「水戸の梅まつり」にフリーアナウンサーの佐藤千晶さん(以下、佐藤アナ)が現地取材を実施。「水戸の梅まつり」の魅力や、開催されるイベントを紹介しました。
茨城県の水戸までは、東京駅からJRの特急に乗って約1時間20分ほどの好アクセス。会期中は「偕楽園」駅も開設(土・休日限定)されているので、移動もさらに便利になります。新型コロナウイルスの影響を受け、2020年以降は縮小開催でしたが、4年ぶりの通常開催ですでに大きく賑わっています。
前回までは梅の花の鑑賞のみの梅まつりでしたが、今回はバリエーション豊かな催しが祭りを盛り上げます。
◆お気に入りの梅を見つけよう
金沢の兼六園、岡山の後楽園と並び日本三名園のひとつに数えられる偕楽園は、1842年に水戸藩主、徳川斉昭(とくがわ・なりあき)が創設。水戸観光コンベンション協会の矢数正憲(やすまさのり)さんは、「当時、位の高い方だけが楽しめる大名庭園が多かったなかで、一般の領民も楽しめる場所として作られた偕楽園は、現代の公園の先がけともいえる画期的な場所です」と解説します。
一方で弘道館は、水戸藩の藩校として1841年に創設。矢数さんは「弘道館で勉学に励み、偕楽園で休養を取ることが一つの教育ということで、弘道館と偕楽園は2つセットの施設として作られたんです」とコメントしました。
気になる梅ですが、偕楽園には100品種3,000本、弘道館には60品種800本の梅が植えられています。偕楽園では、形、香り、色などがより優れた梅の花を「水戸の六名木」として選出。選ばれた6つの梅の品種は六角形の特別な柵で囲われており、「水戸の梅まつり」の見どころの1つとなっています。佐藤アナは「100品種のなかで自分の“推し”の品種を見つけに行ってもいいのでは?」とコメントしました。
水戸観光コンベンション協会がおすすめするコースは、「好文亭(こうぶんてい)表門」から竹林を抜けて、「吐玉泉(とぎょくせん)」と「好文亭」を観覧。見晴広場から「千波湖(せんばこ)」の景観を楽しみ、梅林を巡るというもの。
「30分ぐらいでコースを歩けました。風が吹くと梅の香りに包まれている感じになりました。気持ちよかったですよ」と佐藤アナも満足げでした。
(左から)「水戸の梅大使」の長澤未来さんと佐藤千晶アナウンサー
◆梅まつりをさらに楽しめるイベントが盛りだくさん!
2月11日(土・祝)から3月19日(日)まで開催の「水戸の梅まつり」では、会期中にさまざまなイベントがおこなわれます。
2月25日(土)と3月4日(土)には「おもてなし花火」を実施。開始は両日ともに19時50分からで、2月25日は50発、3月4日は約1,000発の花火が打ち上がります。
そして、3月3日(金)、4日(土)、5日(日)の3日間には、「全国梅酒まつりin水戸」が開催されます。会場は、偕楽園に隣接する常磐神社。日本全国から届いた140種類を超える梅酒の飲み比べや即売会が楽しめます。
夜梅を楽しめるよう、「水戸の梅まつり」ではライトアップも実施されています。さらに、3月4日(土)には特別企画「夜・梅・祭2023」も開催予定です。「水戸の梅まつり」の詳細は
水戸観光コンベンション協会のホームページをご確認ください。
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/