放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し、勝手に企画を提案していくTOKYO FMのラジオ番組「空想メディア」。2月12日(日)の放送では、ジャニーズの4人組ユニット・ふぉ~ゆ~から辰巳雄大さんが登場。ここでは“仕事に対するモチベーション”について語りました。
◆向上心があることは“幸せ”
高須:ジャニーズで24年間活動して、周りでは結婚する人も出てくるじゃない?
辰巳:結婚式にはいっぱい出ていますね。
高須:そのときって、ちょっと不安になる?
辰巳:最近はならないですね。なぜかというと、自分がこの仕事を好きすぎるのと“まだ何も達成していない”っていう気持ちがあるので。
高須:そういう意識かぁ。
辰巳:もともと僕は、結婚願望が強いほうなんですよ。小さい頃は“27歳で子どもが2人いて、運動会でも大活躍のパパ”みたいな理想像もあったんですけど、仕事をいただけるようになったのも遅いですし、今はまだまだ仕事に振り回されたい気持ちです。
高須:今は“売れっ子になって、寝る時間がなくなるぐらいもっとすごいことになりたい!”って思っているんや。
辰巳:そうですね“キツいわ!”って言いたい(笑)。ふぉ~ゆ~の目標の1つに「天狗になる」っていうのがあるんですよ(笑)。
高須:いいねえ(笑)!
辰巳:「まだまだだな」っていうのがふぉ~ゆ~の口癖ですし、そこに焦りは感じないですね。
高須:実は今が一番楽しいのかもね。ちょっと手応えが出てきて、いろんな人が知ってくれているけど、自分のなかでは“まだやれるのに”という沸々としたものが、まだしっかり表に出せていないから、前向きにやっていけている。国民的アイドルになってしまうと、今度はそれを維持しないといけないからね。
辰巳:そうですね、考えることがたくさんでてくると。
高須:要は、時代に押し上げられた人は、時代とともに下がる可能性があるやんか。それを恐れるよりは、がむしゃらにやれている今のほうが楽しい時期かもしれへん。難しいところやなぁ。
辰巳:まったく同じことを、関ジャニ∞の村上信五くんに言ってもらったことがあります。「バラエティが怖い」っていう話をしたときに、「全然心配することないし、辰巳がうらやましいで。ふぉ~ゆ~は夢や目標がいっぱいあるでしょ? お前らは今、仕事に夢中やん。夢のなかやねん」って言ってくれたんですよ。
高須:ホンマにそうかもよ。意外とその楽しみが長く続いているのかもしれない。
辰巳:自分がそう思っていてはダメだなとは思いつつも、“まだまだと思えている自分は、実はすごく幸せなんじゃないか?”って思うときは確かにありますね。
<番組概要>
番組名:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00~25:29
パーソナリティ:高須光聖
番組公式Facebook:
https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/