『プリンセス プリンセス』のヴォーカリストとして、1986年にメジャーデビュー。
1989年には、女性バンド初の日本武道館コンサート、4日間を成功させています。
1994年からはソロ活動をスタートさせ、バンド解散後1997年から本格化
現在はソロとして、ライブや楽曲リリースなど、積極的に音楽活動をされていらっしゃいます。
プライベートでは、1996年に俳優の岸谷五朗さんとご結婚され、2人のお子さんがいらっしゃいます。
「子供たちが小さい時は、ミュージシャンの生活スタイルと6~7時間くらいズレて
朝も早くからスタートしていました。
でも今は子供たちが巣立って、音楽だけの生活になったので、すっかり昔に戻っちゃいました(笑)
最近の朝のルーティンは、盆栽にお水をあげたりして。
ゆっくり午前中を過ごしています。」
そんなゆったりとした午前中を取り戻した?岸谷さんですが、
楽曲制作は、何かをしているときに、ふっと閃くことが多いそう。
その思いついたものは、メモしておき 後々スタジオで作り上げていくのだとか。
「曲を作るために、なるべく、全力で遊びますね!
心がウキウキした時とか、感心したり、驚いたり、そういう時に曲を思いつくことが
人生で多かったので。もちろん、悲しい時に書いたこともありますけど…
心が揺れると、何か生まれてくるのが曲になっている気がします。」
そんな岸谷さんが本格的に音楽を再開したのは、東日本大地震後。
それ以前は、年に1度ほどは活動をしていましたが、
朝から育児・家事に追われてしまうと音楽へのスイッチが入らないため、
音楽をやる日は、必ず前泊をすることにしていたのだそう。
「せっかく、1年に数日しかない音楽をやれる日の朝に
”忘れ物!!!”とか、大声で言いたくないし(笑)
学校に呼び出されてしまってその後山梨行ったりしたこともありましたけど…
今となっては楽しい思い出ですね!」
現在はソロをして活動される岸谷さん。
子育てを経験したことで、音楽に込める思いも変わってきたそうで…
「10代とか20代は、愛といえば、100%恋人だったけど
お母さんになった途端に、子供への愛情が1番大きくなりました。
今は、10代の頃のような曲は書けないから、逆に新鮮で歌いたくなりますね。
片想いとか、美しいしキュンとするし…書いておいてよかった(笑)
ありがたいことに、10代、20代、30代、40代、50代、と
作品が残っているので、並べると自分の変化をよく感じられます。」
実は、お子さんが生まれてからは育児に追われ、
気づけば音楽活動から遠のいていた状況だった、という岸谷さん。
それでも、旦那さま:岸谷五朗さんが呼びかける
チャリティイベント『Act Against Anything』では、歌ったりしていたそう。
「楽屋で授乳して、終わったらマネージャーに子供を抱っこしてもらって
そのままイントロ!歌ったら、すぐ戻って、子供を抱っこ、みたいな時もありました(笑)
そんな ある時、私の中の ”ドレミファドラシド” が薄れてきてるって
うまく説明できないんだけど、感じたんです。音楽活動はしてないけど、それは嫌だなと思って」
そこで、昔からのミュージカル仲間たちの協力を得て、
スタジオで音楽を奏でるようになり、せっかくだからとライブも開催。
音楽の楽しさを改めて感じ、年に数回はライブを開催するようになっていきました。
そんな最中に起こったのが、東日本大地震でした。
「私も自分にできる事がある、と思って、プリプリの再結成を決めました。
そこから1年は、一か八か… 今まで、そんなに子供たちを預けたこともなかったから。
ママ友にも協力してもらって、全て有り難く使わせてもらいました。
活動してみたら、こんなに楽しかったんだ、と気がつきましたね。」
岸谷さんの弾き語りライブが開催されます。
【岸谷香 プレミアム弾き語り2マンライヴ】
6月9日(金) 名古屋 ダイアモンドホール『VSスガシカオ』
6月11日(日)大阪 心斎橋BIGCAT 『VS馬場俊英』
6月18日(日)東京 日本橋三井ホール 『VS miwa』
チケットに関してなど、詳細は こちら↓
https://ameblo.jp/kaori-kishitani/entry-12798663580.html
来週も岸谷さんにお話伺います。
お楽しみに!
M. ダイアモンド / プリンセス・プリンセス